中学時代に不登校だった友人が成長して放った超破壊的な言葉

      2016/02/25

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今日は珍しく小学生の頃の友達を紹介します。その友達を紹介するとともに、友達から助けられた一言が僕にとって大変響いたのでお伝えしたいと思います。

とは言っても、本人や同級生が見ると「俺やん!」ってわかったり、割とプライバシーに関することが入っているので仮名で書かせていただきますね!

小学生の頃の友人A

僕の数いてくれる友達の中に友人Aという人がいます。

 

友人Aは、特に勉強ができる人ではありませんでしたが、運動ができ、活発な人でした。そして、することがとてもバカみたいで楽しい人でした。

結構、いらんことをするタイプで先生からもよく怒られているイメージがあり、笑わせる人というより、笑われる人と言えばわかりやすいでしょうか(笑)

そんな友人A自身も小学校時代を楽しんでいたように思えます。

 

中1の夏休みでつき合う友達が変わった。

僕自身、中学に入ると、勉強が難しくなってきて、かなり勉強から遠ざかるようになってきました。友人Aも同じように勉強から遠ざかり、テスト期間中であっても二人でゲームセンターに行くことがありました。

中学1年生でそんなことをしているのは、あまりいなかったように思えます。とは言っても、ボクらは筋金入りの悪ではなくて、単なる勉強から逃げ出した中学生と言う感じです(笑)

しかし、夏休みに入ると運命の分かれ道が。

それは、つき合う友達が変わってきたということです。

僕は不良っぽい(あくまでぽいにしておきます)友達とそれなりの付き合いをしていました。それなりというのは、会えば話をする程度で一緒に家で遊ぶことはほとんどしていませんでした。強いて言えば、音楽が好きだったのでギターを教えてもらいに行った事がある程度です。

しかし、友人Aはそういった人たちとどんどん接するようになったことから、僕と少し距離を置きだしたかなという感じました。

そして最終的には、学校に来なくなってしまったんです。

毎日顔を出す事が日課。

とりあえず、友達なので毎日学校に行く時に家に呼びに行きました。

時には部屋の中まで入り、布団の中から引きずり出して家から出そうと試みた事もありました(笑)

まあ、そんなことをよくしていたので、遅刻するときもありますし、最初の方は先生から「あいつは何で遅刻したんやろ」って思われていたかもしれません。

別に優秀な生徒じゃなかったので、先生からどう思われようと気にはしませんでしたが。。。

それより、何とか自分が学校に連れて行きたいという思いで必死だったはずです。

不思議なものです。

僕は学校の勉強が大嫌いで学校行くのが嫌になり、適当に授業を受けていただけの生徒だったのに、いつの間にか面白く思っていない学校に友人Aを連れて行く事に必死になっていたって。

 

 

そんな甲斐があったのか、無かったのか、やがて友人Aは学校に来るようになり、無事に卒業を迎える事になりました。

両親がいなくなったんで僕も消えます。

友人Aと僕は中学卒業後に別々の進路を歩むことになりました。

今みたいにスマホがあるわけじゃないので、そんなに連絡をとることはなかったんですが、就職先が近かったことから、また連絡をとるようになりました。

まあ、そこから我が家は一気に悲劇が訪れます。

離婚をしていた父と母ですが、家への出入りは自由にしていました。ところがある日、母親が突然出て行ってしまいました。びっくりです。

今でこそ、明るく話せますが結構ショックでしたよ(笑)何も悪いことしてないのに、何で親に捨てられなきゃいけないんだよって。

さらに母が出て行ったときに父が来て「あいつはどこに行ったんだ!」って怒られて、火のついたタバコを顔に投げつけられたもんですから、さすがに僕も頭に来てぶん殴ってやりました(笑)

まあ、そこから殴り合いですよ。ただの殴り合いじゃないですよ。止める人がいない中、空手3段の父と空手の組み手の部優勝者の僕が殴り合うわけですから、ふすまを蹴飛ばして、外れたふすまで殴りましたし(笑)

大げんかした結果。。。

父が出て行っちゃいました。

家に残ったのは、19歳の僕一人だけです。

身内に相談しようにも、誰も助けを求める事が出来なくて、なんとかなると思って放っておいたんですがね。

そうすると、何日か経ってから母から電話があり、びっくりする言葉を言われました。

「お前がいる家は、お父さんの名義だから住んでいたらあかん。だからすぐに家を出る準備しろ」って。

 

お前、僕のボスかよ!!!!

 

と、心の中で絶叫しながら夜逃げ同然の引っ越しをしたわけです。

地域から非難の声があった、その時。

当然のことながら、翌日には僕の勤務先には「どうなっているんだ」「誰が処分するんだ」って電話がかかってくるわけです。

出来るんであれば、処分などしたかったのですが、当時の僕は未成年ですし、名義も僕じゃないんでどうすることも出来なかったという非常に使いものにならない状態でした(笑)

そもそも、名義が父だって知らなかったという。。。無知って怖いですね。

この情報は友人Aの耳にも入ります。

それで同級生のお母さんからこうやって言われたようです。

「つよっちゃんとこのお父さんもお母さんも出て行きなったらしいな。あんな親がどこにいるかわからんような人と付きあわんとき」って。

さすがにこれを聞いた時は、きつかったです。でも、次の言葉を聞いて一瞬で心が救われました。

「親はひどいかもしれんけど、つよっちゃんは悪ないからこれからも普通の付き合いはするで」

20年近く経った今でも、この言葉は覚えています。

僕にとって、周りの人たちが言っていた言葉は、この言葉で全て破壊されました。

 

この言葉を放った友人Aって中学のとき、一時的に不登校になりました。

その時は、きっと「自分ってだめだ」「落ちこぼれだ」と思ったかもしれません。

しかし、友人Aはそれからはい上がって、逆に人をかばう立場にまで成長しました。

現在では、結婚をし、子どももいて、学校の役にも引き受けるような人になりました。

ソーシャルをしていない友人ですが、きっとブログは見ていると思います。

20年前のズタボロに時期によく擁護の言葉を言ってくれました。

ありがとう!

そんな僕の友人Aですが、もし連絡が来て「実名でええよ」ということになったら載せたいと思います。

中学生のうちの不登校なんか社会に出たらいくらでも挽回できる!!

今回は、小学生時代の友人を紹介すると同時に不登校から立ち上がった友人からもらった嬉しい言葉を紹介させていただきました。

 

 

 

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