【介護タクシー事業は儲かるの?】開業からの売上をご紹介

      2017/04/09


個人で事業を立ち上げることというのは、夢があり、とてもいいことだと思います。

ただ、その反面、本当にやっていけるのか、失敗しないだろうかという不安もつきものですよね。

今回はその不安の一つでもある売上についてお伝えしていきます。

グラフでわかりやすく説明をするとともに、上がった部分、下がった部分で何が起こったのかを考えてみて、これから起業される皆さんに少しでもお役に立ててもらえればと思います。

 

介護タクシーの売上イメージ

では、介護タクシーの仕事は一体いくらくらいの売上になるのか?

多くの開業者の方は気になるところだと思います。

この下のグラフは、僕自身が創業してから3年くらいまでの売上を出してみました。

(このグラフは税務署に申告した確定申告をもとに作成)

創業した当初は10万円ないくらいです。翌月に10万円を超えているようには見えますが、8万くらいは違うところから収入があったので、実質的には2万や5万といったところでしょう。

ただ、創業してから半年後の2009年12月からは20万以上の売上になり、翌年の3月、4月には40万以上の売上となっています。ここで何が起きたかというと、透析患者さんを2人運ぶようになったのです。

その2人の売上だけで、10万近くはあったのではないかと思います。

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そこからは25万〜40万くらいのあたりをうろうろとしていて、2011年の9月に売上が落ち込んでいるところがあります。

ここの月に僕はヘルニアになり、収入が最低になりました。

これは今までの経営の中で本当に最悪な出来事だったと今でも思います。

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グラフで2012年の9月に90万以上売上を出していますが、これはあてにしないでください。

偶然が重なってこのような売上になっていますが、ここのラインは一人で介護タクシーをしているなら、あまり望まないほうが良いでしょう。

介護タクシーを開業しても生活できない、10万以上売上がないなんて言われていることもありますが、生活もでき、10万以上いや30万以上の売上が全然可能であるということがグラフを見るとわかるはずです。

現在はこの売上とは少し違いますが、家族の時間を作ったり、バルーンアートの仕事、専門家派遣の仕事、そして、この介護タクシー開業支援の仕事をさせていただいていますので、介護タクシーの売上が伸び続けているというより、だいたい2012年くらいのラインの売上をキープしています。

 

開業してすぐ利益をだすのは難しい?

 

開業した当初は、地元の病院からお客さんを紹介してもらいました。介護タクシーというと、介護施設への送迎をイメージされるかもしれませんが、実際のところは病院の通院、転院、入退院が主となっています。

ただ、その業者さんの方法によっては、介護施設と契約を結び、送迎をする介護タクシーの業者さんもおられるので病院だけを営業先としていくのではなく、当社が開業支援で教えるようなところにいくことをオススメします。

むやみやたらに行くと、帰ってマイナスなこともあったりするので、注意が必要です。

 

いきなり利益を上げる人もいる!?

当社が支援をさせていただいた業者さんの中には事業開始をして2ヶ月後には30万近い売上を出していた人もいます。

地域にもよりますが、その地域に大きな病院がないため、お客さんがやむなく大きな病院に行かなければいけない場合があります。そうなった場合、どうしても距離が延びるため、一人当たりの単価が高くなり、大きな売上になることがあるのです。

 

人によっては、最初からどこかの施設とつながっていることもあるでしょうし、病院とつながることだってあります。

起業してすぐの段階で売上が立たないからと言って、他社と比べる必要は一切ありません。

当社のグラフを見てもらったらわかるように、どこかと契約していなくてもあれくらいの売上なら出ます。

最初は不安定で大変でしたが、まずは自社を信用してもらうためにしっかりとお客さんに尽くすことは大前提といえるでしょう。

 

売上が上がった時に行ったこととは!?

最初は知り合いの紹介であったり、病院の紹介やケアマネさんの紹介にかなり頼っていましたが、正直なところ、そこの部分だけではなかなか売上に直結することができず、限界を感じていました。

しかし、ひたすらお客さんに寄り添った接遇をすることで、評判が良くなり、さらなる口コミにつながっていきました。そのタイミングで開業から半年が経ったくらいからでしょうか、自社で作成した広告を新たに出すことによって、お客さんから直接依頼を受けることが多くなりました。

結局、少し時間がかかりましたが、2012年頃から売上を伸ばし、最初の年の1年間と比べると1.5倍以上の売上をあげることができました。

ポイントは、評判が良くなってきたタイミングで広告を出すということだったように思います。さらにそれを単に新聞折込にするだけでなく、新しく機材を買ったこともあり、消防や病院に新しい機材を買うことによって、当社が出来る搬送方法を伝えたことも集客と売上アップにつながったと思っています。

安定収入だって夢じゃない!

さて、ここまで売上について書いてきましたが、皆さんもご存知のように「売上」と「収入」は違います。

売上から経費を抜いたものが利益、つまり実質的な収入となります。

当社の介護タクシーの粗利益は高い方だと思います。

きちんとした正当な金額をいただいていれば、きちんとした利益は出て来ます。

それを他社の値段ばかり気にしすぎると、「他社より安く!」という感じになり、最終的には全く利益が出なかったりすることもあります。

当社の最初の経営の仕方が他社の値段に惑わされそうになりかけていたこともありました。

最終的には、他社の目線を気にしない経営方法で、現在では順調に事業をさせていただいています。

介護タクシーを独立開業するのは、そんなにハードルは高くありません。

なぜ介護タクシーは独立のハードルが低いのか?

しかし、事業を開始してからどう経営していくのかということをきちんと考えなければ、利益はもちろん、売上も出ないはずです。

言い換えれば、開業方法やノウハウをきちんと知っておくことで、安定収入を得ることもできるのです。


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つよっさん

つよっさん

1976年、兵庫県豊岡市生まれ。介護タクシー「さくら搬送サービス」代表。バルーンパフォーマーとしての活動も行っており、ブライダルの演出なども手がける。現在、介護タクシーで起業したい人、起業したが事業をうまく軌道に乗せられない人向けの開業サポートも行っている。

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