介護タクシー事業者に言えること☆二つ以上の仕事を持つのは悪くない
僕は介護タクシー以外の仕事をしています。
それだけでは生計が立てれないの?と聞かれれば答えは「No」です。
それは過去のデータを見てもらえればわかります。
では、なんで介護タクシーの仕事以外もしているのかというと、理由は3つあります。
- 好きなことを突き詰めたら仕事になった
- 差別化ではなく、独自化を図ったらそれさえも仕事になった
- 2つ以上の仕事を持つことで収入が増える
これらが理由となります。
では、もう少し細かく説明をしていきます。
1 好きなことを突き詰めたら仕事になった
これはバルーンアートだったり、人にいろいろなことを教えていたら仕事になったという例です。
バルーンアートはもともと、娘のために始めました。
娘に喜んでほしいという思いで始めたのですが、介護タクシーを開業して少し経ってから「ヘルニア」になるのです。
そうすると、どこに出ることもできない。
仕事もできず、収入は激減。
思考はマイナス思考になってしまいそうになりました。
しかし、今、自分が置かれている立場を利用して何かしら良い考えはないかと思ったのです。
「塞翁が馬」の発想です(笑)
自分がヘルニアになって、動けなくなって周りの人は「なんて可哀想だろう」と思ったことでしょう。
しかし、それを喜びに変えて「好きな風船を思い切り捻ったら、このことでさえ楽しく感じるだろう」と思ったんです。
結局、今ではそれさえも仕事になりました。
ピーク時には、介護タクシーの売上を越えるときもあります。
具体的な数字を出すと、バルーンショーは30分50,000円からです。
先日も子ども会のイベントで呼んでいただきましたが、バルーンショーと風船教室で60分して60,000円の売上を上げることができました。
多い日には、一日にバルーンだけで14万くらいになることもありますので、決して馬鹿にはできない仕事です。
2 差別化ではなく、独自化を図ったらそれさえも仕事になった
僕が介護タクシーを始めた当初は全くと言っていいほど、売上を上げることができませんでした。
ですから、どうやったら売上を上げることができるのだろうと考えた結果、自分の得意分野を生かしてそれを独自化していこうと思ったのです。
僕の得意分野は「人から話を引き出す力」です。
僕は人の話を「聴く」のが好きです。
ですから、ついつい質問をしてしまうんです。
話している相手もついつい答えてしまうことが多く、「こんなこと誰にも言っていないんだけど」「今西さんにいうのが初めて」という答えが返ってくることがよくあります。
それが「人から話を引き出す力」だと思っています。
これをお客さんに提供することで、溜まっていた鬱憤を晴らしたり、気が楽になったという方はとても多いのです。
ですから、開業してから10年が経ちますが、お客様の話を「聴く」というスタンスは変わっていません。
ここからが、ポイントなのですが、これまでは話を聴くだけにとどめていました。
しかし、話を聞いているうちに相談事が増えてきて、なんとかさせてもらいたいという気持ちになったのです。
そこで学び始めたのが、ヒプノセラピーやNLPです。
これらを使って、その人の持っている悩みや問題、課題ごとを解決に導くようになり、今ではそれが仕事になっています。
実際に2019年7月からはセラピールームを設けて、セッションを行っています。
このようにお客様の困りごとを聞いていたら、解決手段はないかと手法を学びに行き、それさえもビジネスにしてしまったという事例です。
3 2つ以上の仕事を持つことで収入が増える
介護タクシーの仕事でもなんでも、仕事には波があると思います。
そして、介護タクシーは午前中の仕事がメインですが、お昼からは何もしないというわけにはいきません。
それならば、もう一つ仕事を増やしたらいいのではないかという発想です。
もし、介護タクシーの仕事がなかったとしても、別の仕事があれば、その仕事が売上の一部となりますし、そうすることで必然と収入も増えてきます。
僕が、ヒプノセラピーやNLPを学べるのも2つ以上の仕事をしていたからだと言えます。
ヒプノセラピーもNLPも数十万単位の費用が必要となってきますし、僕の場合、兵庫から東京まで通っていますので、一回の交通費だけでもすさまじい費用となります(笑)
もし、2つ以上の仕事を考えている人がいるならば、今からでも遅くはないと思います。
なぜなら、昨年の今頃の僕はヒプノセラピー、NLPを学ぶなんて考えていませんでした。
催眠療法という名の講座は受けていましたが、本場のヒプノセラピーを学ぶなんて到底自分には無理だと思っていました。
なぜ、出来るようになったかというと「行動」したからです。
とてもシンプルです。
ですから、介護タクシーで売上が伸びないなという方は、視点を変えてもう一つの仕事を考えるという観点も大切だと思います。
決して、これは介護タクシーの業務から目をそらしたり、逃げではありません。
むしろ、攻めているでしょう。
介護タクシーのお客さんの悩みをヒプノセラピーで改善することだってできますし、ヒプノセラピーを通じて僕を知り、そこから介護タクシーのお客さんになることだってありますから。
相乗効果が図れることだって期待できるのです。
2つ以上の仕事を持つのは決して悪いことでもないですし、誇りを持って2つ以上の仕事をするならしてほしいです。
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