PTA会長や役員に選ばれるかもしれない方☆さらば前例踏襲

   

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今年も残すところあと、2週間を切っています。

12月は、雪が降ったり、終業式があったり、クリスマスがあったり、年を越したりと色々な変化が楽しめる月でもありますよね。

しかし、年を越すと今度は次年度についての準備が進められていきます。

お子さんをお持ちの方からすれば気になるのが「PTA会長や役員の選出」ではないでしょうか。

そこで今回の記事は、「PTA会長や役員を選ばれるかもしれない方」のために書いてみました。

お子さんがいるご家庭は全て関係してくると思いますのでご一読していただければと思います。

PTA会長のイメージ

 

皆さんはPTA会長という役職のイメージはどんな感じを描いていらっしゃいますか。

ちょっと困った

 

会長挨拶をきちんとしなければいけない、夜に会議に行かなければいけない、仕事も休まなければいけない。。。。

「〜しなければいけない」ばかりで大変そうですね(笑)

イメージはそんな感じですが実際の役割はどんな感じか書いてみました。

  • PTA会長の役割
    PTA役員会の時は、会議の司会をしています。PTA総会は議長によって進められます。
    入学式や卒業式などの色々な行事での挨拶。地域のPTAの合同会議や行事への参加。
    講演会の動員。
    このような様々な役割があります。うーんちょっとこれだけ見れば大変そうです。
    そうなると、PTA会長ってサラリーマンの方じゃ難しいんじゃないの?
  • PTA会長をしている人の職業
    PTA会長になると時間をとられることはあります。ではどんな職業の人がPTA会長になっているのでしょうか?
    自営業、公務員、サラリーマンなど、当たり前ですが様々な職業の人が会長職に就いています。一見、時間に融通がつきそうな自営業者が選ばれがちですが、自営業者もなかなか時間がとりにくい場合があります。一人で自営をされている方なんかは、PTA活動に時間をとられるとその分仕事を休んで、直接収入に影響する場合もあります。ですから、自営業の会長職も決して楽ではないのが現状です。とはいえ、サラリーマンも上司や周りの目を気にしながら時間を調整しなければいけない面もあります。どんな職業の人であろうと、このPTA会長や本部役員という役職は多少仕事にも影響してくるわけです。

PTA会長、役員になるまでの経緯

ほとんどの方がこのPTAの役にはつきたくないことだと思います。

では、このババ抜きのババを引いたくらいの役職はどうやって決められて行くのでしょうか。

  • 選 挙
    各地区から本部役員に選挙で選ばれる方法があります。その選ばれた本部役員の中からまた選挙で会長を選ばれたりする方法があります。悪い言い方をすれば「運が悪い」と言う感じですね(笑)
  • 推薦の声がかかる
    その学校によりけりですが、PTAの役員になってもらえませんかという声かけをする委員会があります。その委員になったことがないのですが、聞いたところによるとものすごく大変なようです。なぜなら、簡単に役を引き受けてくれる人ばかりじゃないからです。ボクの地域も以前はこの方法でしたが、あまりにも大変なことから選挙という方法になりました。
  • やってみようという意気込みを持った人もいる
    自分から本部役員になりたいと手を挙げる人は多くないです。しかし、本部役員になってからPTA会長を決めるにあたっては、自らPTA会長の役に手を挙げてくださる保護者の方がおられます。そういった時のPTA本部役員の雰囲気というのは、とてもいい雰囲気になります。ボクも前年度役員としてその瞬間に立ち会ったことはありますが、自ら会長に立候補した方に「何かあったら何でも言って下さい!」と言ってしまうくらい応援したくなりました。やはり、意気込みを持った会長さんの組織は、役員さんが楽しそうにされている印象を受けます。

PTA役員になったときの心配事

PTA役員になると、先ほどから書いているように多少なりとも時間をとられるということになります。

では、仕事への負担というのはどれくらいかかるのでしょうか?

  • 仕事への負担は?
    正直な話、その人のやる気によります。会長になっても、ほとんど運動会や色々な行事に顔を出さない方もおられますし、必ず顔を出す方もいます。前者は極端ですが、基本的には学校のイベントには顔を出すようにする方がいいわけです。会長だからと言って全ての行事に参加するのは、本当に困難です。だから、副会長に振るなり、他の役員さんに代理出席してもらう感じにして、上手に運営をするのがPTA会長の仕事でもあります。
  • 会議や県の行事
    あくまでその学校の中での会長職というのは、多少時間をとられても、仕事に大きな影響を与えるようなところまで時間をとられることはほとんどありません。しかし、県の会長や地域の会長クラスになると、サラリーマンでは非常に難しくなってきます。やはり会議のために遠くまで行かなければいけないことが一番の課題となるようです。

PTA会長経験者の意見

ボクは保護者会長1回、会計1回、と総務部部長、学年委員長2回という経歴でまだPTA会長にはなったことはありません。しかし、これまでの周りの意見を聞いてみると意外な答えがありました。

  • PTA会長・役員のメリット
    会長や本部役員になると、新しいつながりが出来るようになります。また、他の保護者より学校の行事について会議をしたり、出席をするようになるので学校の様子がよくわかるようになります。
  • PTA会長・役員のデメリット
    やはり一番のデメリットは時間を割かれるということです。会議の出席が嫌な人からすれば非常に苦痛な時間となることだと思います。

雰囲気の良いチームを作ると楽しい

時間を割かれるPTA。

でも、この本部役員の組織を雰囲気の良いチームとして作り上げると、とても楽しく時間が過ごせるのではないでしょうか。

 

だから、まずは役員になったら雰囲気の良いチームになるようにしていくことが、大切だと思います。

  • 雰囲気次第で新しいことが生まれる!
    雰囲気がいいだけで意見が言いやすくなると思いませんか?その意見から新しいことが生まれることだってあります。どうしても、その場の雰囲気悪ければ、「意見を言うと反対されそう」と感じてしまって積極的な意見が出ません。結果的に、これまで通りで行きましょうとなり、新しいことは何も生まれなくなります。それでいいって言う人もいますが、同じするなら何か新しいことに取り組んだほうが楽しい結果が待っているはずです。

 

  • 懇親会で空気を変える!
    誰だって最初は、周りの様子を見ながら自分を出さずに周りにあわせようとすると思います。それが空気を読むということだとも思うのですが、懇親会などを取り入れて和気あいあいとすると張りつめていた空気が柔らかい感じになります。ボクは過去にこれをして、皆さんが積極的に協力してくれたことがあります。懇親会とは、ただの食事会や飲み会ではなく、空気を変えるツールです。だから、出来るだけ早い時期に懇親会は必要だと思います。

PTA会長はスキルアップになる!前例踏襲では面白くない。

PTA会長になると、組織のトップになります。そうすると、時間の配分や他の方とのコミュニケーションを上手くしていかないといけません。

いや、これらが上手く出来ない人でも、会長をすることによってものすごく学べます。PTA会長になると、小さなお子さんたちの前で話をすることもありますし、地域の長老たちの前でも話をすることがあります。これって会長にとってスピーチ力を磨くにはとてもよく、大きなメリットになるわけです。

また、色々な年代の方とのコミュニケーションを図ります。自営業をしている人ならマーケティングの必要性を知っていると思いますが、今のマーケティングに必要なのはコミュニケーションだと思います。ですから、コミュニケーションを学ぶ為にもPTA会長という役職は、大きなスキルアップにつながるんです。

最後に。

これまで通りの行事をすることは、とても大切です。

しかし、何でもかんでも、これまで通りで行きましょうというのは、前例踏襲で面白くありません。

新しいことも取り入れていくことがPTA活動かなと思っています。

それらは子どもたちにも伝えていくことだと思っています。

新しいことに取り組む姿勢。

これを子どもたちにPTAという組織から示していけば、その地域全体が新しい何かを発見することになると信じています。

 
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