やばい！おじいさんがぐずって動かん！〜介護タクシーの現場より〜

　

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つよっさん

兵庫県香美町で『介護タクシーの開業、集客』の専門家として活動中！ ミラサポや兵庫県商工会連合会、長崎県商工会連合会に登録し、マーケティングサルタントとして企業の相談などを行っております。また、介護タクシーの経営も実際にしております。 コンサルが出来る介護タクシー事業者として様々な事業所さんを支援中です。 （全国どこでも出張可能です！まずはお気軽にお問合せ下さい）

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今朝、水槽を見たらグッピーが赤ちゃんを産んでいてびっくりしたバルーンパフォーマーつよっさんです。

たまに介護タクシーを利用されるご家族からこんなことを言われることがあります。

「うちのおばあさんみたいなわがままでうるさい人は他におられないでしょう」

僕は笑顔でこう言います。

「これまで利用者さんは、十分辛抱しておられるのでこれくらいはわがままじゃないですよ〜」

介護タクシーのお客さんにはいろいろな方がおられます。

あれは開業して間もないときでした。

予定としては、お昼前に施設を出発し、お昼すぎには次の施設に入所するという依頼でした。

僕は、時間より早めに車いすを持ってお部屋近くまでいったんですね。

すると、部屋の中で何やらもめている様子。

「いい加減おじいさん言う事きけや！」
「ねえ、頼むから早くいきましょう」
「もうほっとくよ！」

施設の方も「家族の人も言ってるよ。早く行きましょう」
などなど。

ものすごく険悪なムードだったんです。

もう少しだけ詳しくいうと、新しい施設に行かなければいけないけど、おじいさんが行きたくないからぐずっている状態なんです（笑）

フォーメーションで言えば「わし動かんぞ」状態です。

施設の方から「しばらく待って欲しい」と言われたので、その様子をじっと見ていたんですよ。

でも、おじいさんは全く部屋から出てくる様子はなし。

ドアは開いていますが、簡単な立てこもりみたいなもんです（笑）

そのおじいさんは言葉がはっきりとしませんが、何やら怒っている感じ。

時間は刻々と過ぎて行くばかりです。出発時間を２０分ほどオーバーしています。

「よーし」
僕が施設の人に「僕がおじいさんにお願いするので、二人きりにさせていただけますか？　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　時間は、介助込みで５分以内で出てくる予定ですが、もし僕が出てこなければ違う作戦を考えます」

ご家族と施設の方が何十分と説得しても全くびくともしないおじいさんを、介護歴数ヶ月の僕が説得するということです。

ちゃんちゃらおかしい話しですね（笑）

僕は、車いすを持って部屋に突撃します！

完全にふてくされた感じのおじいさんがベッドに腰掛けておられます。

（ここから先、名前の代わりにおじいさんとします）
さあ、今西トークの幕開けです（笑）

明日へ続く。

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