安売りをする介護タクシーは利益より仕事量を求めている☆起業者必見

こんな相談を受けました。

「他の介護タクシーが料金を安くしていて困っています。もっと困るのが安くしないとうちも仕事が増えないから安くせざるをえません」

以前、当社が開業を支援させていただいた方から開業後半年でこんな相談を受けたんです。

それは相当困っておられました。

自分が開業するより遥かに前から介護タクシーをされている方たちが、料金を安くしているので自分も巻き込まれてしまうということです。

 介護タクシー開業当初の熱い志は何処へ〜

このように他社の料金が過剰に気になり出したら要注意です。

そこまで他社の料金が気になるかなって気がします。

そもそも、開業当初の熱い志はどこにいった！？（笑）

かっこよくチラシに「外出が出来ない人の支えになりたい！！」なんて書いてたけど、自分自身に支えが必要なんじゃないか！？と突っ込みを入れたくなるくらいです。。

相談者には当然「他の業者さんの料金？ちょっとは気にしていいと思いますけど、絶対に他社と同じように安売りをマネをしないでくださいね♪一部のお客さんは喜ぶかもしれないですけど、仕事量が増えすぎて、本当に大切なお客さんを見失いますから」と言いました。

しかし、その１ヶ月後。

安売りをしてしまった介護タクシー

他社と同じように安売りをしてしまっていたのです。

話を聞いてみると「どうしても下げないと他社から仕事も振ってもらえないですし、お客さんが安い感覚になれてしまっているので全然反応がないんです。。。」というネガティブな意見。

で、ボクの考えを言いました。

「他社から仕事を振ってもらうことを前提に経営なんかしちゃって本当にいいですか？それにお客さんは確かに安い料金になれてしまっているかもしれません。それなら、そういった人以外をお客さんにしちゃえばいいじゃないですか。全然周知されていない証拠ですからボクが案を考えます。だから安売りしないでくださいね！」

しかし、結局ボクの意見は反映されませんでした。

目先だけで考えてしまったんだと思います。

安売りで仕事量は増えた！しかし。。。

結局、その方の仕事量はすごく増えました。しかし、それに見合った利益が出ない状況になったんですね。

ボクが思うには、その人はすごく真面目で「出来るだけたくさんの仕事をしなければいけない！！」という考えだったのでしょう。

安売りをすることでどんなお客さんも来るので仕事量は増えます。しかし、利益が出なかったら何のために仕事をしているのかわかりません。

安売りをする＝どんなお客さんも来る

↓

自社のファンじゃないお客さんも来る

↓

仕事量は増えるが、安売りのため利益出ず

そして、本当のお客さんが離れる

こういう発想より

きちんとした料金をいただく＝料金に納得したお客さん

↓

料金に以上のきちんとしたサービスを心がける

↓

サービスと料金に納得したお客さんは自社のファンとなる

↓

自社のファンであるお客さんだから好きになる

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