おじいさんがバルーンアートで笑顔になった☆介護タクシーの現場より
こんにちは!昨晩から柴山港ではカニの解禁となり大型の船が出向していきました。
(写真は昨年のものです。)
カニの時期がやってくると、いつも静かな柴山は活気が出てくる感じがします。
今から30年、40年前はものすごくにぎわっていたようです。
さて、僕の仕事は介護タクシーなので、あまり活気がありすぎるのはよくないのですが、喜ばれた話しを書きます。
先日83歳のおじいさんを乗せていたときの話しです。
その方は車いすで生活をされています。話せる方だったので道中、会話をしていました。
(その方の名前をおじいさんとします。)
「おじいさんは83年間生きてきて、一番楽しいことって何だったですか?」
おじいさん「う〜ん。。。何も浮かんでこんな〜」
僕「え!そうなんですか!そしたら一番辛い事ってありました?」
おじいさん「そう考えたら辛いことばかりの人生だったわ。戦争が終わってから何か一儲けしようとものすごく勉強して、証券会社に入ったんだけど安月給だってな。しかもせっかく入ったけど家庭の事情で田舎に帰ってこなあかんようになって。。。今ではこんな体になって面白いことなんかないわ」
そんな話しをしていると、目的地の施設に到着しました。
駐車場に車をとめて、僕は一本の風船を出しました。
「これなんだかわかります?」
キョトンとするおじいさん。
「みててくださいね!」
手に持った風船を僕が50センチほど口で膨らませると一気に笑顔に。
「あんたすごいな!!!!」
びっくりするおじいさん。
「ではここからよく見ててください。いつもはバルーンショーでたくさんの前でするんですが、今日はおじいさんのために捻りますね」
若干プレミア感を感じてもらいました(笑)
そして、プードルとそれにつける腕輪を完成させると、おじいさんはこう言われました。
「こんなもん見たのはじめてだ!!!すごいわ!」
普段は表情を出されないおじいさんがむちゃくちゃ素敵な笑顔をされたんです!。
一枚だけ写真を撮らせていただき、「それでは施設に入りましょうか」
と言い、車いすを出しました。
以前に100歳のおばあさんに花のブレスレットを差し上げたときには、
「100年生きて来てこんなもの見たの初めてだ」と言われました。
おじいさん、おばあさんって色々な物を見たり、体験してこられているはずなのに
僕が簡単なバルーンアートをすると子どもさんたちと同じ笑顔をされるんです。
何歳になっても風船って笑顔になれるものなんですね。
笑顔にする素敵なツール。
それがバルーンアートです。
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