2020/08/22

自動車教習所で安全確認が出来ない人必見☆コツや方法を完全解説

 

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兵庫県香美町で『介護タクシーの開業、集客』の専門家として活動中! ミラサポや兵庫県商工会連合会、長崎県商工会連合会に登録し、マーケティングサルタントとして企業の相談などを行っております。また、介護タクシーの経営も実際にしております。 コンサルが出来る介護タクシー事業者として様々な事業所さんを支援中です。 (全国どこでも出張可能です!まずはお気軽にお問合せ下さい)
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まずはこの記事を訪れていただきありがとうございます。

この記事を読んだ方たちから、たくさんの相談をいただいています。

ただし、相談をするだけして返信しない、対応が悪質な方が多いため、非公開にしようとしていましたが、有料相談とさせていただきます。30分 3000円となっています。

技術的な面はもちろん、心理的な面も専門分野ですので、ご理解よろしくお願いいたします。

 

交通事故って何故起きるのか?

それは「安全確認がきちんと出来ていないから」という理由で交通事故に遭う方が多いのが現状です。

そういったことから、自動車教習所では技術や知識はもちろん、「安全確認」についても徹底的に学ぶ必要があるのです。

しかし、よく考えてみたら、徹底的に学んでいるはずなのに、そして自分ではバッチリと確認をしているはずなのに、

教官(指導員)から「安全確認ができていなーーい!!」「もっと右をきちんと見て!!」なんて言われたことありませんか?

 

おいおい、俺はきちんと見ているのになんで注意されるんだ。って思う人はたくさんいるはずです。

でもね、実はきちんと見ているはずではあるのですが、それは「はず」なんです。

今回の記事は、安全確認を徹底的に学び、その「見ているはず」を「見ている」という確信に変えていきたいと思います。

ヒアウィーゴー!

安全確認が出来ていないことは「安全不確認」という減点細目でチェックされる

自動車教習所の検定では、減点方式でチェックをされるのですが、安全確認が出来ていない場合は「安全不確認」という減点細目でチェックをされ、10点の減点となります。

これは大きい。。。。

一種の技能検定の場合、100点中70点以上で合格ですが、安全不確認で10点減点となると大きなダメージとなるのです。

したがって、ここのサイトを網羅して完璧に安全確認ができるようにしてください。

ちなみに安全確認はするタイミングを間違えても減点になることがあります。

あとでも説明をしますが、あなたが先頭で信号待ちをしている際、青信号になった瞬間に確認もせずに発信したとします。動き始めて交差点に入ってから右と左を見ても減点をされると考えてよいでしょう。

何故なら、交差点の中ではじめて確認をしても意味がないからです。

動き始める前に確認をし、発進をする。そうしないと、交差する道路から赤信号にもかかわらず、猛スピードで交差点内に入ってくる自動車だっているわけです。

こういった事故なんていうのは、ザラにあるのであらかじめ確認をしておくというのが基本中の基本です。

安全確認は10個の項目に気をつけよ!

安全確認は簡単に言うと、次の10個の項目に気をつける必要があります。

  1. 道路の端から発進する直前に、直接目視により右後ろやその周りの安全確認をすること!
  2. バックする直前に、バックする場所やバックする方向の安全を直接見て確認すること!
  3. バックしている最中に、横やバックする方向の安全を直接見て確認すること!
  4. 左折する場合、左折する直前に直接左側を見て、車体の左側の安全を確認すること!
  5. 進路を変えようとする場合に、直接目視をしたり、バックミラーにより、進路を変えようとする方向の後ろ側の安全を確認すること!
  6. 交差点に入ろうとしたり、交差点内を通行する場合に、交差点の状況によって交差道路を通行する車両などや反対方向から進行してきて右折する車両などや交差点内、その近くで道路を横断する歩行者、軽車両(自転車なんか)に対する安全を確認すること!
  7. 走行中にバックミラーによる後ろの確認を全くしないのはだめ!確認すること!
  8. 踏切に入る直前に、安全を確認するため運転者側の窓を開け、そして左右を直接見て確認すること!
  9. 走行中に、メーター類や車外の一点などに気を奪われ脇見をしていたときや歩行者、車や障害物に接近したときや物かげで見通しのきかない場合に脇見をするとダメ!注意確認すること!
  10. 車から降りる際、ドアを開けようとする場合に、あらかじめ直接見て、後ろを確認すること!

さて、ざっとこの10個の項目を挙げてみました!

安全不確認の10個を詳しく説明!

では、ここからはこれらの項目をもう少しだけ詳しく説明をしていきます!

頑張れ!受検者!!

発進する前に確認しないと、後続車がひやっとするんだ!

  • 道路の端から発進する直前に、直接目視により右後ろやその周りの安全確認をすること!

この項目の言っていることは、「あなたの車が動く前に直接右後ろを見てくださいよ!」って言っています。

車が来ているのに、確認もせずに発進すると危ないですよね!?

また、発進する前に確認をせず、動き始めてから確認をしても、後続車の不安をあおるような感じになります。

このように他車の不安になるような行為はしてはいけないので、「発進する直前に!!!!」確認をしてください!

  1. 右後ろ直接目視で確認
  2. 右ウインカー
  3. 再確認
  4. 発進!

こんな感じです。

もし、ミッション車の人で1〜3まで出来ていて、4の発進する際にエンストをしたとします。

そうなった場合は焦らず、もう一回1から確認をしてください!

後ろは見えにくい、だからこそきちんと確認を!

  • バックする直前に、バックする場所やバックする方向の安全を直接見て確認すること!

バックは見えにくいんです。最近の車はバックモニターがついていますが、あれだけでは死角となることもあり、バックモニターだけを見てバックして、ぶつけた人を見たことがあります(笑)

ポイントは次のとおりです!

  • バックする直前にこれからバックする場所を見る(何かものがないか、止めれる場所かを把握しておく)
  • 速度はゆっくりと!
  • ハンドル操作は前進と一緒で曲がる方向にハンドルを回す
  • 窓から顔を出したりもする

バックの最中は死角がいっぱい!だから周りを見るんだ!

  • バックしている最中に、横やバックする方向の安全を直接見て確認すること!

バックをしている最中は様々な死角が発生します。それゆえに危険がいっぱい。

だ、か、ら、「速度はゆっくり」でお願いします!

そうしないと目も追いついてこなくなるのです。

目が追いついて来なくなるということは、「確認」が不十分になります。そして、バックの時は前進と違って、姿勢が変わります。

右に体をねじったり、左に体をねじったりすることもあるでしょう(笑)

だ、か、ら、「速度はゆっくり」でお願いします(笑)

巻き込んでからでは、あとのカーニバルだよ!!気をつけよう左折の死角

  • 左折する場合、左折する直前に直接左側を見て、車体の左側の安全を確認すること!

僕が検定員の時にこれが出来ていない人がとても多かったように思えます。

いや、思えるというか間違いなく出来ていない人が多かった。

だってですね、左折する時にハンドル切りながら、巻き込み確認をするわけです。

つまり、ハンドルを切っているということは、少なくとも前輪は左に向いていて、もっと言えば、車体も左に向いているわけです。

そう、左側からバイクなんかが来ていたら、巻き込んでいる可能性だってあるのです。

ハンドル回したあとに目視したところで、巻き込んだ状況を見るようなもんですからね(笑)

バイクや自転車って自動車をすり抜けようとしますので、この巻き込み確認をしなかったら事故の可能性は大きく高まります!

これを防ぐためにも、ハンドルを切る直前に巻き込み確認をする!(喝っ!!)

進路変更時の確認は「型」がポイント!さっさと叩き込もう!

  • 進路を変えようとする場合に、直接目視をしたり、バックミラーにより、進路を変えようとする方向の後ろ側の安全を確認すること!

慣れていない人にとってはこれが一番厄介かもしれません。

ただ、この進路変更時の安全確認は「型」として覚えるととても効果があると思っています。

では、早速手順の紹介です。

  1. ルームミラーを見ます。(確認)
  2. 進路変更しようとする方向のサイドミラーを見ます。(確認)
  3. 進路変更しようとする方向の目視をします。(確認)
  4. 進路変更する方向のウインカーを出します。(指示器)
  5. 進路変更したい方向へハンドルを動かします。(行動)

これを完璧にしてください!

自宅でもできます。教科書をハンドルに見立てて、練習もできますし、これをきちんとしておくと、一連の動作が型となり、「どっちを見たらいいのかわからない」という状況から脱出することができます。

交差点の中は危険がいっぱい!だって道路が交差してるんですから!

  • 交差点に入ろうとしたり、交差点内を通行する場合に、交差点の状況によって交差道路を通行する車両などや反対方向から進行してきて右折する車両などや交差点内、その近くで道路を横断する歩行者、軽車両(自転車なんか)に対する安全を確認すること!

交差点での事故はとても多いです。

あらゆるところから自動車がやってくるかもしれない。。。。

あらゆるところから人や自転車がやってくるかもしれない。。。。

いや、そんなことは思わなくても大丈夫です(笑)

しかし、自分が信号待ちで先頭で待っていた場合に青信号になった瞬間、なんの確認もせずに発進するとどうなるでしょうか?

例えば、交差する方向の道路から、赤信号に変わったにもかかわらず、駆け込みで突っ切ってくる自動車なんていうのはザラにいるのです。

だから、目の前の信号が青になったとしても発進する前(止まっている状態)に左右の確認をする必要があるのです。

また、自分が直進する場合であっても対向車で右折しようとする車に少し注意を向けたり、逆に自分が右左折のどちらかをする場合でも、あらかじめ曲がる先に歩行者や自転車がいないかを確認しないといけません。

後続車にも気をくばること!いらだっていることだってあるのだ!

  • 走行中にバックミラーによる後ろの確認を全くしないのはだめ!確認すること!

走行中にバックミラーを見ないというのは、とても危険な行為だと自分の中では位置付けています。

後ろの交通状況をあらかじめ把握しておくことで、前の交通状況で有事の際に急ブレーキで回避することができるからです。

もし、これをあらかじめ後ろを把握していなかったとしましょう。

後ろには大型トラックが車間距離を詰めてきています。それを知らずに前の状況だけを見て「危ない!」と判断をして急ブレーキをかけました。

すると、どうなるでしょうか?

前の車両と後ろの大型トラックに挟まれるという最悪の事態につながりかねません。

そういったことを未然にふせぐためにも、走行中は後ろの確認をバックミラーでしておくことが重要なのです。

列車はマジで急には止まれないのだ!そして、レール以外に曲がれない!

  • 踏切に入る直前に、安全を確認するため運転者側の窓を開け、そして左右を直接見て確認すること!

線路は列車様が運行する場所です。

その横を踏切という部分を使って、一時的に通行させていただくわけです。

要は、一時的に列車様のテリトリーに侵入するのです。

だから、一時停止が必要なわけです。

そして、列車様がお通りになるかならないか左右の確認をするのですが、ひょっとすると見逃してしまうという失態をしないためにも、耳で確認をするために窓を開けて確認をするのです。

そう、列車様に迷惑をかけないように「耳」と「目」で確認をするのです。

走行中はボーッとするなよ!危険だ!

  • 走行中に、メーター類や車外の一点などに気を奪われ脇見をしていたときや歩行者、車や障害物に接近したときや物かげで見通しのきかない場合に脇見をするとダメ!注意確認すること!

なれないうちは一つのものに時間をかけて確認をしてしまいがちになります。

本当に見れているかどうかなんていう心配だってしてしまうのです。

しかし、その見ている間も車は進んでいるわけで、時間をかけて見ていると危険な目にあう可能性だってあるのです。

ですから、走行中の確認はほぼ一瞬ですると言っても過言ではありません。

ただ、目が追いつく速度というのは限界があります。

したがって、「ここの道路状況は確認がしにくいな。たくさんの情報量があるな」と思ったら、速度を落とし、「安全確認をするために目が追いついてくる速度」を意識してやってください。

最後で油断するな!確認しなかったらドアを持って行かれるぞ!

  • 車から降りる際、ドアを開けようとする場合に、あらかじめ直接見て、後ろを確認すること!

修了検定、卒業検定、どちらにしてもこの減点が目立つことがありました。

最後の最後で降車確認をしないんです。

車から降りるときに、後ろから車がくるかもしれないということを予測しておかないと実際に来たら、ドアを持って行かれることだってあります。

そうならないためにも、ドアを開ける前に直接後ろをみて、「よし来ていない!ドアを開けよう!」という手順で行動に移してもらえればと思います。

安全確認のまとめ

最初に書いたように安全確認はとても重要な項目で、減点数も10点減点と大きいです。

それだけ、実際に自動車に乗るようになったら大切なことでもあります。

今回書き上げた10項目を全て理解していただき、検定に合格することはもちろん、教官から「よく安全確認が出来ているね!」と褒められるように頑張ってみてください。

その結果、安全な運転者として成長していけるのです。

 


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