介護タクシーを開業しても儲からない事業者がやっている習慣

 

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兵庫県香美町で『介護タクシーの開業、集客』の専門家として活動中! ミラサポや兵庫県商工会連合会、長崎県商工会連合会に登録し、マーケティングサルタントとして企業の相談などを行っております。また、介護タクシーの経営も実際にしております。 コンサルが出来る介護タクシー事業者として様々な事業所さんを支援中です。 (全国どこでも出張可能です!まずはお気軽にお問合せ下さい)
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介護タクシーは「儲からない」と言われているのはご存知でしょうか。

ごく一部のサイトにだけ、「年収1000万を目指す」「毎月100万。。。。」など、あたかも介護タクシーがとても儲かるようなキャッチで書かれているのを目にしたこともあるかと思います。

実際にそんな高額な収入を稼げるかどうかなんてものは、その経営者の手腕にかかってくるわけであって、介護タクシーを開業した人の多くがそんな数字を叩き出せるわけはないのです。

一人の運転手で経営しているなら、その半分くらいがいいところでしょう。

ただ、さらにその半分の売り上げの方も多くおられ、それ以下になる人たちもおられるのが現状です。

僕は、奇跡的にひと月に100万近くは稼いだことはありますが、あんなものは9年間、介護タクシーをしてきて3回程度です。

ただし、人を雇っていた場合は、車両台数も増える可能性があるので、先ほどあげた数字を達成することはあります。

むしろ、達成しないと逆にヤバいです。

さて、なぜ介護タクシーは儲からないと言われている事業なのでしょう。

それは、

「経営する事業者のほとんどが経営の素人」だからです。

当然のことながら、僕も開業した当初は「全くの素人」でした。

ですから、何もわからず「感」を頼りに経営をしていたのです。

それで、売り上げなんてものは上がるわけでもなく、とりあえず様々な書籍を読んだり、金融機関の勉強会に二年間通ったり、高額な費用を払ってマーケティング塾に行ったり、多くのセミナーに参加して、「実際に行動」したことで実績が積んでいけるようになりました。

そして、今では自分もセミナーや講師をする立場にまでなりました。

では、これまで自分の学んだことをもとに「介護タクシーを開業したけど、儲からない人がやってしまっていること」をお伝えしていきます。

 

介護タクシーが儲からない習慣を身につけてしまっている

介護タクシーが儲からない理由に習慣なんて関係あるのかと考えてしまうのかもしれません。

しかし、僕は習慣こそが儲からない理由の大きなポイントだと結論づけています。

サラリーマン時代から何でも自分で責任をとらずに他人任せであったり、悪い生活習慣をそのまま介護タクシーの経営に出してしまっているなんていうこともあるでしょう。

細かい部分はこの後の項目で説明をしていきますが、ここで書いてあることはテクニックなどの問題より本質の問題としています。

習慣をきちんとしていれば、儲かるのか?と訊ねられるかもしれませんが、この「習慣」をきちんとしていないと、儲けるどころか人格を疑われてしまいます。

疑われるような人格で、果たして多くの人から共感を得て、それを商売につなげ、儲けることができるのかというところです。

小難しい話かもしれませんが、僕はこれらのことを絶対に意識しています。

経営者の自覚がなく依存状態にある(外部環境のせいにする)

本来、介護タクシーの経営者は何かあったときの責任者です。

責任者ということは、何があったとしても責任を取り、他人のせいにしてはいけない。

しかし、儲からない介護タクシーの経営者は何かと他者の責任にしたがる。

次の3つの内容なんて、口にしたことある経営者は気をつけたほうがいいです。

  • 「自社の売上が上がらないのは、行政がきちんとしてくれないからだ」
  • 「自社にお客様がつかないのは、他社が安くしているからだ」
  • 「病院に営業に行っても病院側が全然お客様を紹介してくれない

この3つの内容の語尾には、他社(他者)への依存があるとしています。

では、果たしてこれらの整備がしっかり整っていれば本当に解決できるのでしょうか。

行政がきちんと対応してくれると本当に売り上げは上がるのでしょうか。

他社が料金を引き上げれば、自社にお客様が寄ってくるのでしょうか。

病院側がお客様を紹介してくれると本当に集客できるのでしょうか。

一時的には、効果があるかもしれませんが、根本となる自社が変わらない限り、そう長くは続きません。

では、簡単に問題点と解決策を紹介します。

  • 行政がきちんとしてくれない→売上が上がらないのは、行政の責任ではなく、自社が経営努力をする。その結果、独自の価値を作り、ブランド化できる。
  • 他社が安くしている→価格より価値が上回る状況にする。その為には目の前のお客様を死ぬほど大切にする。その結果、価格にとらわれない経営ができる。
  • 病院側が紹介してくれない→病院はあくまでお客様ではなく、仲介役。お客様に有効な情報発信をする。その結果、顧客接点が強化され、ファンができる。

業績が悪ければ愚痴をいうだけでなく、どうしたら自社で解決できるかを考えることが大切だと結論付けています。

他者へ依存ではなく、自立が重要で、最終的に他者と自分自身のどちらも自立し、相互依存することで新たな可能性を生み出すことになります。

この3つのことは僕が自信を持っておくる解決策です。

なぜなら、僕自身が創業当初にこの問題点を抱えていて、残念なことに「他社(他者)の責任」として考えていました。

しかし、それでは解決策にならないと学び、実際に行動に移し、実績を出し、解決策として出たのが赤い字の部分です。

悪い生活習慣がそのまま仕事に出ている

悪い生活習慣という基準がどこまでのものかわかりませんが、介護タクシーの仕事を含む、ビジネスで考えるなら、お客様のストレスになる、不快に思うという点ではないでしょうか。

僕がこれまでに体験したこと、お客様から聞いたことを元に「悪い生活習慣」が出てしまっている事例を紹介させてもらいます。

  1. よれよれのシャツで仕事をする
  2. ヒゲを剃っていない
  3. 時間にルーズ
  4. つっかけを履いている
  5. 業者とお客様の立場が逆転するような言葉遣い

この5つです。

1番は仕事着だから汚れてもいい服装だと考えている人だと思うのですが、病院などに行き来するのに清潔感を出すのは必要かと思います。当初は僕自身、ジャージや会社のネームが入ったものを着用していました。しかし、今では違います。清潔感を出す為に襟付きのシャツを着るようにしています。

その結果、どうなったかというと、施設の職員さんたちから「◯◯という業者はヨレヨレのシャツでしたが、今西さんとこは清楚な感じですね」と比べられるようになったのです。コンセプトとして、「この人と一緒にいるところを見られたくない」という格好はしないということです。

2番はヒゲを伸ばしている業者さんもおられますが、それは個人の価値観なので自由で良いと思います。ただ、少なくとも「ヒゲを伸ばすこと」で自分の価値観をお客様に押し付けているようにも思われます。個性と言えば、それまでなのですが、多数の人から見て本来どうなのかというところも意識してみることが大切であると思います。一番NGなのは、整っていない状態です。そこは毎朝きちんとしておき、習慣づけすることが望ましいです。

3番は時間にルーズということですが、これは介護タクシーにとってなかなか難しいところであります。前のお客様を運んでいて、遅くなるケースだってあるわけで、そこはどうやって解決するかというと、「遅れそうな時は連絡をする」というものです。そうしないと、約束の時間になっても業者が来ないという不安をお客様に与えてしまい、それをストレスに感じる人もいます。結果的に、「あの人は時間にルーズ」とレッテルを貼られることもあるでしょう。そう思われないように、早めの連絡が必要だと言えます。

4番はありえないです。でも、実際にそういった業者がいるとお客様から聞きました。これは身だしなみというより、「道路交通法違反」の中にある「安全運転義務違反」というものにあたります。

道路交通法 第4章 運転者及び使用者の義務
第70条 車両等の運転者は、当該車両等のハンドル、ブレーキその他の装置を確実に操作し、かつ、道路、交通及び当該車両等の状況に応じ、他人に危害を及ぼさないような速度と方法で運転しなければならない。

第119条 次の各号(第70条が含まれる)のいずれかに該当する者は、三月以下の懲役又は五万円以下の罰金に処する。

出典:交通実務六法より引用

普段からつっかけで運転している人だからこそ、仕事でもついつい履いていってしまったのだと予想ができます。

お客様からしても、家族でない業者にこういった身だしなみで来られるとひきます。

5番はたまに目にする光景だと言えます。僕は絶対にありえません。

お客様といくら仲良くしても、言葉遣いはきちんとします。しかし、業者によってはお客様にタメ口となり「今日は◯◯に連れていったらえんやろ?」というような話し方をする人がいるようです。敬う気持ちを忘れないようにしないといけないと思いますし、そういった人が経営する介護タクシーがうまくいくなら、質の悪い介護タクシーが増えることが予想されます。

 物事を全て否定的に捉える習慣になっていないか

僕は介護タクシーの仕事というのは、その仕事を通じて人を幸せにすることだと結論づけています。

さらに僕独自の価値としては、会話の中から困りごとを引き出し、その困りごとを聞く。場合によっては、解決に導くこともあります。

これをできる前提として「物事をまずは肯定的にとらえる」ということを意識しています。

あくまでこれは付加価値の部分ですので、意識するだけでいいと思います。

ただし、逆に「物事を全て否定的に捉える」ということが習慣化されてしまうと、それが行動や言動に現れてしまいます。

同業他社が顧客接点強化のため、SNSを使って情報発信をしていたとしましょう。それを否定的なあなたが見たとして「あんなものしても意味がない」と言ったとします。しかし、意味がないのではなく、否定的な意見を持ち続けた結果、「意味を見つけることができない」というだけです。

発見できない人生というのは、チャンスを見逃していることが多いと思っています。チャンスを手にすることができるのは「肯定的な人」「行動できる人」だと言えます。

否定的な習慣を見直し、肯定的な習慣に変えてみてください。

人生も変わってくるはずで、経営スタイルも変わってくるはずです。


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