大地震が発生した時の介護タクシー運転手の対応☆歩行より遅い自動車
皆さんおはようございます。
今から20年前大きな地震が近畿圏の広い範囲で起こりました。
震災前日、学生の身分でありながら近所のスーパーで3,000円分の買いだめをして母親に「こんなにいっぱい物を買って来てどうするんだ!」と言われた記憶があります。「これだけあればなんか起きても安心だ」と笑っていたのですが、翌日の1月17日にあれだけ大きな地震が来るとは思いもしませんでした。幸い我が家はなんの被害もなかったのですが、大きな揺れが来て本当に怖い思いをしました。
震災の時に、緊急車両が出動したのですが、みなさん自動車で移動をしようとして大渋滞が起き、なかなか緊急車両が前にすすめなかったようです。
では実際に地震が起きたときに、自動車に乗っている自分自身はどのように対処すればよいのでしょうか?
教習所で習うことは以下の通りです。
エンジンキーをつけたままにし、窓を閉めてドアをロックしないでおきます。
やむを得ず車を道路上に置いて避難するときは、車を道路の左側に寄せて停車し、エンジンを止めて、エンジンキーをつけたままにし、窓を閉めてドアはロックしないで、貴重品は携帯しましょう。
なお、駐車するときは、避難する人の通行や災害応急対策の実施の妨げとなるような場所には駐車しないようにします。
よく色々な生徒さんから「こんなキーをつけてドア開けっ放しにしていたら盗られるのでは!?」と質問がありました。
でも文章をよく読むと「やむを得ず」とあります。だから、ドライバーの判断になってしまいます。
大地震の際に大渋滞が起きそうな時は「やむを得ず」という状態になるでしょう。
ちなみに阪神淡路大震災が起きたときの自動車の速度は3.5キロ程度だったと言われています。それに対して人の歩く速度は平均4キロで、人が歩く方が早いわけです。
そうなった場合は、迷わず道路の左側に車を止めて、緊急自動車が来てもいい状態にします。
介護タクシーの場合なら、まずはお客さんの避難を考えます。自動車にお客さんを乗せた状態が続くと、非常に危険な事態におちいったときにそのお客さんだけ車に取り残してしまう結果になります。
なぜなら、介護タクシーのお客さんのほとんどは自分で動く事が出来ず、リフトやスロープによる方法でしか自動車から降りることができない場合が多いからです。
みんながパニックになって渋滞が起きてからリフトで降りてもらおうと思っても難しい場合があるので、そういったことが起きる前に左に寄せてリフトやスロープを使ってお客さんを自動車から脱出させるわけです。
ただし、時と場合によっては自動車から出ないほうがいい場合も出てくるでしょう。
そういったことからドライバーの判断というものが非常に大事になってくるのです。
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