2018/01/13
介護タクシーの独立時に考える車両の事☆車両を買うならどのタイプ?
介護タクシーを開業しようと思ったときに、まっさきに浮かぶことが「車両の選定」です。
軽自動車を選択し、生活出来るくらい稼げればいいかという人もいれば、色々な患者さんを運びたいからとミニバンのような中型車両を選ぶ方、同じするなら色々な資機材を載せたいと思い、ハイエースのような大型タイプの車両を選ぶ方とそれぞれだと思います。
自分で想定していたことより、開業後になってこんなはずじゃなかったのにと思う人もいるかもしれないので、そんな悩んでいる人のために、介護車両について説明をしていきます。
介護タクシーの車両には大きく分けて3つの区分がある。
大雑把な話をすると、介護タクシーの車両には「大型」、「中型」、「小型」という区分があります。
大型は、トヨタで言えばレジアスやハイエース、中型はセレナやノア、小型は軽自動車という感じです。
- 大型 レジアスエース、ハイエース、キャラバンなど
- 中型 ノア、ヴォクシー、セレナなど
- 小型 タント、アトレーなど
あくまで上記は参考であって、中型のノアが場合によっては、大型、特定大型になることもあります。
また、料金区分では地域によって「寝台中型」というような言い方をすることもあります。
車両のメリット、デメリット
それぞれの特徴は以下の通りです。
- 小型のメリット
安価・小回りきく・維持費安い - 小型のデメリット
車いすしか乗せる事ができない・長距離には向かない
- 中型のメリット
乗り心地が良い・ストレッチャーの搬送も可能 - 中型のデメリット
十分な荷室を確保できない・車両によってはリクライニング車いすが乗らない
- 大型のメリット
抜群の積載量(入退院のときは大助かり)
ストレッチャーも楽々搭載できる・長距離でも楽 - 大型のデメリット
燃費が悪い
ワゴン車と比べると乗り心地は良いとは言えない
費用が高い
これらのことを踏まえてどんな車両にするか検討する必要があります。
車両の購入前に介護タクシーの仕事をシミュレーションしてみる
しかし、ここでよく考えてみましょう。
例えば、僕が軽自動車しか持っていなかったとします。
車いすのおばあちゃんをお客様として乗せていました。
でも、だんだん筋力がおとろえてきて、ついには段差でつまづきこけてしまいました。
やむなくリクライニングの車いすを使う事になりました。
しかし、僕の軽自動車には、リクライニングの車いすが乗りません。しょうがなく、近くの別の介護タクシーの業者さんにお願いしました。
こうなるわけです。
これが、中型や大型を持っていればリクライニング車いすやストレッチャーに対応できるわけです。
人は、年をとると足腰が弱り、杖を必要とする場合があります。
筋力が弱ると自分の足ではどうにも出来なくなり、車いすを必要とします。
脳梗塞などをおこしたり、麻痺がおきるとリクライニングの車いすのほうが、その人の体にあったりもします。
歩く事はもちろん、腕を動かさなくなると腕や足は拘縮し、寝たきり状態になるとストレッチャーでの移動が主となる場合があります。
売り上げを考える事は経営している以上必要なことです。
でもそれ以上に、せっかく縁あって巡り会った利用者様。
出来るだけ長く付き合っていきたい。
そういう思いで僕は、大型車両のトヨタ、レジアスエースを選びました。
これから、介護タクシーを始められる方は、なぜその車両を選ぶ必要があるのか。
そして、どうすれば利用者様と長くおつきあいが出来るかも考える必要があるのではないでしょうか。
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