介護タクシーを開業してから、高齢者を見て思うこと☆気づきを得る
介護タクシーを開業してからよく考えることがあります。
それは、動けなくなっている人、認知症の人、片麻痺の人、介護タクシーを利用してくれる色々な人の過去はどうだったんだろうということです。
高齢者も昔は若かった。そして、今の若者より勢いがあったような気がする。
僕の介護タクシーを利用してくれる利用者さんの過去をご家族から聞くことがあります。また、ご本人さんから聞くこともあります。
みんなそれぞれ違う人生を送って来られているわけですが、どの人もすごい人生を送って来ているなと感じます。
多くの利用者さんは僕の倍くらいの人生を経験してこられ、中には戦争の経験をされた方が、マッカーサーを見たことがあるというすごい人もいるくらいです。
そうやって色々な方の話を聞けるのは、介護タクシーをしていてとても良かったと思えるメリットの一つでもあります。
当然、昔話をされる際には、若いときの話をされるのですが、行動力がある方がとても多くて、現代の日本の若者と比べるととても元気のいい方たちだったのだと思いました。
介護タクシーの仕事をするなら、聞ける話はどんどん聞いた方がいい。
利用してくださる方の中には、ご自分で話が出来る方がたくさんおられます。
そういった方々が昔話をしてくださることがあるのですが、話をされる時には出来るだけ話を聞くようにしています。少なくとも僕よりはるかに色々な経験をされている方たちなので、そこから気づきを得ることはよくあるわけです。
同じ介護タクシーの仕事をしていても、利用者さんの話を好きで聞いている人となんとなく聞いている人とでは気づくことが違ってきます。
僕は人の話を聞くことが苦痛にならないので、毎回利用者さんの話を聞くことがとても楽しみなわけです。だから、気づきが多いのだと思います。
介護タクシーを開業してから、人としてのスキルを高めさせてもらった
タイトルのように、僕は介護タクシーを開業してからたくさんの利用者さんと触れ合うことによって、人としてのスキルを高めさせていただきました。
これは介護タクシーをしている人なら誰でも高めれるわけではなく、きちんとその利用者さんと向き合い、気づきを得た人だけが高めれることだと思います。
だから、最近になってからのことですが、お礼を言って頭を下げる時にはきちんと深々と頭を下げるようになりました。
これは本当に感謝の意を込めて下げているわけです。
きっと、このまま僕が介護タクシーを続けていると、利用者さんからさらにスキルを高めていただけると思いますし、それを次につなげれるようにしていかないといけません。
そのように意識をして仕事をしていると、それがただの仕事ではなくなってきます。
だから、介護タクシーの仕事はとてもやりがいがあるのです。
これからもそういった意識をしながら、利用者さんと向き合えるような介護タクシーを開業される方と出会って行きたいと思いますし、当社で開業支援を受けられた方がそういった気持ちになってもらえるような話をしていきたいと思います。
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