自動車の走行はハイビームが原則って知ってましたか?☆

 

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先日からニュース等で報道されていますが、走行しているときにヘッドライトの状態はハイビームが原則って知っておられたでしょうか?

えっ!?と思われる方もおられるかもしれませんが、これはきちんと自動車教習所でも習いますし、道路交通法52条でも義務づけられています。

ハイビームは道路交通法52条で決められている。

 

(車両等の灯火)
第五二条 車両等は、夜間(日没時から日出時までの時間をいう。以下この条及び第六十三条の九第二項において同じ。)、道路にあるときは、政令で定めるところにより、前照灯、車幅灯、尾灯その他の灯火をつけなければならない。政令で定める場合においては、夜間以外の時間にあつても、同様とする。
【令】第十八条
【令】第十九条
 車両等が、夜間(前項後段の場合を含む。)、他の車両等と行き違う場合又は他の車両等の直後を進行する場合において、他の車両等の交通を妨げるおそれがあるときは、車両等の運転者は、政令で定めるところにより、灯火を消し、灯火の光度を減ずる等灯火を操作しなければならない。
(道路交通法から引用)
難しく書いてありますが、走行中は、原則的にハイビームを使用し、対向車がいる場合、前を走る車がいる場合には、運転の妨げにならないように減光するよう定められています。
ヘッドライトは、ハイビームこそが通常モードで、ロービームは減光モードということになります。
また、逆に減光を怠った場合も違反となるので注意しなければいけません。

横断死亡の96%がロービーム。

年々、死亡事故は減少傾向にあり、10年前は6,000人を越えていましたが、近年の事故での死亡者数は4,117人となっています。

その中でも目立つのが歩行中の事故なんです。

先日のニュースで見たところ、横断中に歩行者をはねて死亡させた自動車の96%がロービームだったと言われています。

そういったことから、警察庁はハイビームを使っていれば防げた事故もあるとみており、21日から始まっている秋の全国交通安全運動の重点項目としてハイビーム使用を呼びかけるようになりました。

ロービームとハイビーム、一体どれくらい違うのかというと、ロービームは40メートル先までしか照らせないため、歩行者に接近するまで気付かないことが多いです。

ハイビームだと100m先まで照らすことができるので、ロービームと比べるといち早く発見が出来るのです。

だから、早く発見するためにもハイビームが原則となっていますし、道路交通法でも定められているわけです。

ちなみに、僕が自動車教習所の先生だった時に、茨城県にある安全運転中央研修所というところに行きました。

そこで実際にハイビーム、ロービームとどれくらい見えやすさが違うのか、また服装の色によって発見の出来る距離が違うのかを研修しました。

色でいうならば、黒や赤が見えにくく、白や黄色がわかりやすい色となります。わかりやすい色に反射材を付けるとよりドライバーから発見されやすくなり、事故に遭遇する確率も低くなると言えます。

これから陽が沈むのが早くなります。

そうなると、ドライバーは早めの点灯をしたり、ハイビームにすることにより、自車の存在を知らせると同時に相手の存在も発見しやすくなります。

 歩行者側も服装の色を明るく、自分を発見してもらいやすいようにして事故に巻き込まれないようにしてください!
最後に。
田舎で夜の走行は、人だけでなく獣が出てくるので要注意が必要です!!!
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