人は会いたいと思った時に会う方がいい☆時間は進んでいる

今日は過去の経験からこうしたほうが良かったと思ったことを書きます。

人は会いたいって思った時に会う方がいいということです。

先延ばしにすると、後悔するかもしれません。

ボクの家は父と母が離婚をして、別居をしていました。

そうしたことから、８年くらい父と会うこともなく、連絡もとっていない状態でした。

しかし、ボクが２６歳で結婚をする時に、育ててくれたお礼を言おうと思って父に電話をしたんです。

この電話をする前は、相当な勇気がいりました。

なぜなら、離婚が決まってからは父も当然、父の親族全てが敵のような状態になってしまったからです。

ボクは母方についてしまったので、母が危篤の時に電話をかけると、親族から嫌味を言われて切られたくらいでした。

そんなこともあったので、ものすごく電話をかけにくかったんですが、勇気を出して父に電話しました。

「あ、強だけどひさしぶりだな。今度結婚するんでお礼を言おうと思って電話をしたんだ」

「そうか。おめでとう。よかった。」

久しぶりの会話で照れくさい部分もあったのですが、８年前の険悪なムードは無くて意外にあっさりと会話がすすんでいきました。

そして、

「僕はお母さんが死んでしまって、一人になったから婿養子に入ることに決めたんだ」って言うと、

少しばかり寂しそうな返事で「そうか。でも良かったな。」ってボクの言葉を受け入れてくれました。

それで、ボクの方から「結婚式までに一度会おうか」っていうことにしたんです。

父も特に嫌そうにするわけじゃなくて、会うことに関して前向きでした。

それから１ヶ月後くらいでしょうか。

父からボクに電話があり、「そろそろ会うか？」って約束の電話がかかってきました。

こちらも成長した姿を見て欲しいのと、つもった話もあったので会いたい気持ちはありました。

しかし、当時、ボクは結婚式の準備や教習所の入所試験の勉強、仕事もかなりハードだったのでもう少し待って欲しいと言ったんです。

すると、父は少し残念そうな口調で「それならお前が都合のいい日にまた電話してきてくれるか？」って言ったので、

こちらから電話することを約束して電話を切りました。

その数ヶ月後に父は危篤状態になり、亡くなりました。。。

会ったというより、父の危篤状態を目にしたという表現のほうがふさわしいかもしれません。

 

この経験から、

自分が「会おう！」って思った人は先送りにしないほうが後悔しないということです。

時間は止まっているわけではなくて、進んでいます。

全ての人に平等に時間は進んでいます。

でも、進む時間は公平ではありません。

健康な人の１ヶ月と重病な人の１ヶ月は違います。

だから、会うって決めたらスピードが大切だと思います。

それは健康な人でも、病気の人でもです。

もし、「会いたいな」って思う人がいるなら、今から連絡をしてみるときっといいことがあると思います。

これが、健康な人であっても、そうでなくてもですね。

もう一回書いておきます。

会うって決めたらスピードが大切。

今日も笑顔でお疲れさまでした！
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