介護タクシーで茹でがえる状態を経験したつよっさん☆開業のかたへ
夜に近づくにつれてだんだん風が強くなってきました!!
今日はこれから会議があるので出かけなくてはいけませんが、こういった時はおとなしく家にいたいものです(笑)
前回のブログで僕自身が茹でがえる状態になったと書きました。今回のブログではその経緯などの状況を皆さんに知っていただこうと思います。
当時、なかなか軌道にのれなかった僕はある自治体の制度に参入する事になりました。
その制度を軽く説明すると、自治体が発行するチケットがあり、そのチケットを使うと利用者さんはものすごく安くで介護タクシーを利用する事ができるのです。当然、足らずの分は利用者さんが払うのではなく自治体が支払うという利用者さんにとって最高の制度なのです。
通常4000円の支払いの所を利用者さんの負担は400円程度でしょうか。。。ただ、そのチケットには枚数が限られています。だから、利用者さんもよく考えて使わないとあとで全額自己負担しなくてはいけなくなるのです。
当時の僕は、完全にその制度ありきで仕事をしていたため、利用者さんからお金をいただくというより自治体から給料をもらっている感じで経営をしていたと思います。
しかし、さきほど書いたようにチケットには枚数が限られています。チケットがなくなった利用者さんはどうするか?
当社を使わず、自分の家の車でなんとかして行くわけです。
そうすると、当社には一気に暇な時期がくるわけのです。そういったことを3年近く繰り返していたでしょうか。
当社にも全盛期の時代がやってくるわけです。そのチケットの売上げ(利用料金)だけで毎月20万以上はあったと思います。それと当地域の利用者さんの
売上げなどもあわせると非常に良い売上げになったのです。
「このままこの制度に頼ってしまったら絶対に危ない」そう思いながらも、経営は順調でしたので、その思いよりも「いつまでもこの制度が持っていてほしい」という考えが出てきました。
しかし、当社にとって最悪な状況が出てくるのです。それは、「無料送迎をする病院」が出来たのです。
どこにでもありそうですが、当社のお客さんは無料という言葉にひかれて、一人ぬけ、また一人ぬけ、最後の一人もその無料送迎の病院にうつることになったのです。
小さな個人事業主からすれば、毎月20万くらいの売上げ減というのは、大打撃です。
完全にお手上げ状態になってしまいました。
薄々、自分でこのままこの制度にのっかっていたら危ないとわかっていたはずなのに、それに頼り切ってしまった代償は非常に大きなものとなりました。
もし、その制度ありきではなく、しっかりとした経営方法で自社を築いていたらそこまでの打撃はなかったと思います。
完全に経営する事に関してなめてかかっていたのでしょう。
でも、その痛い思いをしたから今の経営スタイルを築くことが出来たんです。
皆さんにとって僕のような痛い思いをしてほしくないので、今回のようなブログを書きました。
世帯数6300世帯という香美町から全国へ発信する介護タクシー開業ブログ!兵庫、大阪、京都、鳥取、和歌山、奈良、滋賀、島根はもちろん全国どこでも伺います!!介護タクシーの開業・起業、介護タクシーに必要な資格の相談をするならさくら搬送サービス!(全国介護タクシー開業サポートでも検索可能)
兵庫県内のバルーンギフトなどもSakura Balloonで承っています。
お問い合わせは
0796−36−1918
ブログランキング参加中!
下記クリックで応援してください!!
↓↓↓
福祉・介護 ブログランキングへ
介護・福祉タクシー ブログランキングへ
関連記事 - Related Posts -
-
2015/04/15
-
介護タクシーの事業主なら出さなきゃ損!小規模事業者持続化補助金
-
2014/09/27
-
やばい!おじいさんがぐずって動かん!〜介護タクシーの現場より〜
-
2015/10/27
-
安売りをする介護タクシーは利益より仕事量を求めている☆起業者必見
-
2017/06/01
-
介護タクシーのサービス内容に関して
最新記事 - New Posts -
-
2023/09/20
-
介護タクシー開業時、同業他社に相談する際に気をつけること
-
2023/03/06
-
介護タクシーが増加している地域でも独立開業をすすめる本当の理由
-
2019/08/19
-
当社で介護タクシー開業支援を受ける最大のメリット☆
-
2019/08/16
-
《介護タクシー開業者必見》利用者さんが認知症かなと思った時の対応方法?