寝たきりでも当たり前の生活に近づける〜介護タクシーの現場より〜
こんばんは!
最近朝になかなかブログを更新できないバルーンパフォーマーつよっさんです。
今日は介護タクシーの仕事の話しを書きますね。
介護タクシーの搬送で「ストレッチャーでお願いします」ってよく言われます。
基本的には、言われたように動いていますが、たまに変化球を依頼者の方に投げる時があります(笑)
「ストレッチャーでもいけますが、リクライニングの車いすでの搬送はどうですか? 」って。
なぜだかわかりますかね?
僕がストレッチャー好きじゃないんです(笑)
決して、ストレッチャーが面倒だからとかいうわけじゃありません。スクープストレッチャー買っているくらいですからね。
以前のブログに書いたように僕はヘルニアで寝たきりになったことがあります。
その時に、30キロ離れた病院まで介護タクシーで運んでいただいたのですが、そのときに使用したのがストレッチャーだったんです。まあ、なんか変な感じでした。
だって、視線は上向いているのに、頭から進んでいるので変な感じがしたんです。進行方向が普通じゃないです(笑)ストレッチャーで搬送されている人は、上ばかり向いているんで景色が変わらないだろうし、車に乗るのが楽しくないだろうなって考えてしまいます。
普通の座席に座っている人なら視線の方向に車は進んでいくでしょ?
ストレッチャーにはそれがないものですから、なんか不自由を感じてしまうんですよね。
だからお客さんに「ストレッチャーでお願いします」って言われたときでも、場合によっては「リクライニングでの搬送はどうですか」って声をかけるんです。
特に意識がはっきりしている方なら、リクライニングの車いすのほうがおすすめなのかなーと自分なりの解釈をしています。
僕はそれをするだけで「QOLの向上」だと思っています。生活の質の向上です。
人は誰しも、好きで不自由な生活を求めているわけではありません。
久々に外出するときくらい景色を感じてもらえたらと思っています。
もし、その方が目が悪く景色が見えなくても、前を向いて座り、自動車に乗ってもらうという「当たり前の乗車方法」で行ってもらえたら、その人の生活の質は少しでも上がるんじゃないでしょうか。
これはごく一部の方にしか適用にならないかもしれませんが、そのごく一部の方でもそのような移動方法になれば、大変価値のある搬送になると思います。
これからストレッチャーで搬送を考えてる方がおられたら、リクライニングの車いすの可能性も視野に入れてみるのもいいと思います。
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