不登校の中学生を持つ保護者の方へ☆人には無い価値がある
今回のブログは不登校の中学生を持つ保護者の方へ向けて書いてみました。
でも、こういうことって周りの支えや理解も大切だと思っているので、関係ないかなと思う人も目を通してくれれば嬉しいです。
中学生の不登校の現状
小学生の頃とは違って、中学生になると友達関係でもめることが多くなったり、勉強が一気に難しくなるのでそれについていけず、学校に行きたくないようになるお子さんが出てくるようです。
中学生の不登校の現状をお伝えすると、文部科学省が調査した2013年度の学校基本調査では全国で95,181名の生徒が不登校の状態です。
全中学生のうち2.69%が不登校という状態で、37名に1名は不登校になるというデーターが出ています。
自分の子どもだけは、その1名になりたくない。。。そう思っている方がほとんどじゃないでしょうか。
学年別の不登校の原因
中学1年生の場合
小学生から中学に上がると、小学生の時とは明らかに違うことが出てきます。それは、「先輩、後輩」です。これは部活動に関しても言えるのですが、年下が弱くなり、年上が強くなるという中学生独特の背景があります。
その環境についていけず、中1ギャップという状況に陥る生徒さんもいるのが現状です。
中1ギャップを引き起こす原因として、小学生の頃にはないか、稀薄である先輩後輩という関係の出現、小学校に比べたいじめの激化、異なった小学校から集まった人間同士での人間関係の再編成、小学校からの勉強の難易度の上昇などがある[1][2]。結果として、学校に不適応になった人が、不登校、引きこもりになったり、いじめを受け自殺をする場合もある。
中1ギャップは、必ずしも入学直後に起こるわけではなく、中学校で最初の1年の生活を送る上で徐々に顕在化する場合もある。
Wikipediaから引用
これは都会だけの問題ではなく、ボクが住んでいる香美町でも少なからず出ている問題でどこでも起きる問題ではないでしょうか。
中学2年生の場合
2年生になると、勉強もさらに難しくなります。正直に言うと、ボクは全くついていけませんでしたし、学業だけで言うと、落ちこぼれもいいところでした(笑)
ただ、学業が難しくなるというだけでなく、人間関係が本当に難しくなると思います。実際にボクもこの人間関係で悩んだ時期があります。ボクだけでなく、友達はそれで不登校になってしまいました。
中学2年は、人間関係、勉強と難しくなる時期なので、それがきっかけで不登校になる傾向があるということがネットにもたくさん出ているようですし、ボクも先ほどの例で出したように実感しました。
中学3年の場合
中学3年になると、学業不振、進路による悩みから不登校になるお子さんも多いのではないでしょうか。
これってその本人にとっては、とても大変大きな悩みです。気にするなと言ったところで、そんなことで気にしなくなる人ならこのことを悩みとしませんしね。
不登校になる様々な原因
いじめ
ボクが中学生の頃、1年生で少し目立っていた同級生が、先輩に殴られて不登校になってしまったということもありました。小学生の時まで、もの凄く明るく活発だったのに最終的にはその先輩が卒業されてからも学校にくることはありませんでした。小学から上がった1年生の受ける傷は、短期間では立ち直ることができない大きな傷だったのかもしれません。
また、2年生の時に友人は、先輩から恐喝をされていたんです。それも頻繁にです。そこからどんどんと学校を行くのに遅刻しがちになり、最終的には不登校になってしまいました。
ボクは友達だったので、毎日迎えに行きました。絶対に断られるだろうと思っても、布団のところまで迎えにいきましたよ(笑)
「お前ええかげんにせえよ!」って蹴ったこともあります。
今となってはひどいことをしたなと思うのですが、ボクの悩みでもありました。友人が不登校になるというのは、人ごとではないからです。
このように人間関係やいじめというのは、誰でも起こりうる問題ではないでしょうか。
学業不振
この悩みは何人もの人から聞いたことがあります。小学生時代に割と点数が取れていたお子さんでも、中学に入り、たくさんの人数の中にまぎれてテストをすると、そのギャップで落ち込みがちになってしまうということ。
中1ギャップでもそれがあるのではないかと思います。
何も参考になりませんが、中1の時のボクの成績は常に欠点でした。成績も340人中330番台なんかザラでしたし、そんなボクは悩んで不登校になることは一度もありませんでした。何故なら、自分の中学生活の重きを勉強においていなかったからです。
でも中学生生活の重きを学業においている人からすればかなりの悩みと言えます。
不登校になった場合の勉強方法
ひょっとするとどこのサイトでも似たようなことがのっているかもしれませんが、書きたいと思います。
不登校になった時って人によっては何もしたくない心境だと思います。
ボクは友達が不登校になった時に、しょっちゅう顔を見に通っていたんですが、ダラダラした生活をしていたという印象でした。
本人からすればそうじゃないと思うのですが、残念ながら当時のボクからすればそのような印象でした。
今思えば、何もする気が起こらないほど辛い者はないんじゃないかなって大人になってから思いました。
だから、勉強は塾に通ってもよし、独学で勉強してもよし、しなくたっていいんです!
その3つの選択肢をとりあえず決めておけばいいし、いつ変えてもいいと思うのがボクの考えです。
不登校の中学生の進路について
保護者の方は特に敏感になると思います。
ボクの友達は不登校でしたが、普通に進学しました。それも嫌な奴がいない学校にです。
同じ学校に行かないことは、残念な気持ちでしたが素晴らしい選択だったなと思いました。その選択をした友達はすごいですし、薦めた先生もすごいです。
誰とも顔を合わせたくない人は、通信制でもいいと思います。ただ、大変なことはモチベーションが続くかということなんです。そこで続かなくて、また挫折ということになったらショックじゃないでしょうか。だから、そうなっても大丈夫なようにあらかじめ別の選択もあるよという風に言っておくと安心かもしれませんね。
そして、究極の選択とも言えるのが就職です。この世に生まれて16年で仕事をする選択を選んだ人は立派です。きっと先輩からたくさん言われて面白くないこともあるかもしれません。でも何かしらの選択肢を選んだんですから自信を持てばいいじゃないでしょうか。
進学も就職もしない人。
人生は80年あったとします。数年休憩することも長い目でみればいいんじゃないでしょうか。確かに、世間体を考えればどうにかしたいかもしれません。でも、休憩した後に可能性はいくらでもあるとボクは信じています。
不登校の中学生を持つ保護者の方へ
中学生の時は、小学生にはない大変な悩みがたくさん出てきます。
悩みは人それぞれで、他の人にはわからない悩みなんかたくさんあると思います。
藁をもつかむ思いで相談所に行ったり、ネットで色々検索されたりと、すごく行動にうつされているんじゃないでしょうか。
すごいことです。
そんなすごい人だから、子育ては間違っていなかったと思います。
そんなすごい人が育てたお子さんだから、何も間違っていないです。
じゃあ、何が間違って不登校になっているの?って思われるかもしれません。
何も間違っていないんです。
大人になるために、人は色々な経験をしながら階段を1段ずつ上がって行きます。
その経験が「不登校」だと思います。
絶対にしたくない経験でしょう。でも、そうなってしまったら受け止めて、それを糧にすればいいじゃないでしょうか。
不登校を経験したアナタにしかない価値が存在することを忘れてはいけないと思います。
その価値を発揮するためには、生き続けるということ。
すばらしい価値を持っている人をボクは応援します!!
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