プレゼンテーションで緊張しない方法は考えないほうがいいと思った。
先日、プレゼンテーションをしてきた僕です。
本当にやばかったです。
人生初の経験だと思います。
二度とプレゼンしたくないくらい辛い時間でした。
そんなプレゼンのことについて、そして自分で思ったことを書きます。
香美町社会福祉協議会の「地域づくり人づくり応援助成事業」。
7月2日、香美町社会福祉協議会で「地域づくり人づくり応援助成事業」のプレゼンテーションをしてきました。
この助成事業というのは、地域の皆さんから集めた募金「平成28年度 赤い羽根共同募金配分事業」を使わせていただき、任意団体が企画する事業に対して、1団体最大10万円までを助成するというものです。
今回、僕は「柴山幼稚園・小学校PTA」で申請をさせていただき、第一次の書類審査を通過し、二次審査であるプレゼンをさせてもらいました。
なんと、PTAで申請を出してきたのは柴山小学校が初めてらしく、驚きました(笑)
そんな僕たちPTAが申請した事業内容は「救命講習会」です。
そして、助成してもらい何を購入したいかというと、救命講習会に使用する「AEDトレーナー(模擬機械)」と「模擬人体装置」です。
模擬人体装置
この2点で97,000円くらいです。
PTAの予算では、とても購入することが出来ない高価なものです。
高価な機材購入のための提案。
今回、この助成事業に申請することになったのは、役員会での僕からの提案だったのです。
この機材を購入し、もっと気軽に講習会を実施出来て、もっと地域やその他の地域に救命講習を広めれたらという思いから提案をさせていただきました。
そして、社会福祉協議会での二次審査会のプレゼンの前日には、タイミングよく柴山小学校で救命講習会が行われ、その際に、保護者の皆さんにこの道具を購入したい、そのためにプレゼンをしてくるという話をさせてもらいました。
前日までは全く緊張もせず、自分のプレゼンスタイルを練習しながら当日にのぞみました。
絶対に外せないという大きなプレッシャー。
今回、役員会、保護者の前でプレゼンをしてくることを伝えたわけですが、それからのプレッシャーなのかとても普段とは全く違う緊張感でした。
僕は人前で話をすることは、割と慣れているほうだと思います。
これまでの実績からいうと、一番大きな場所では、新潟の朱鷺メッセで開催された商工会青年部全国大会でのプレゼン。
そのほかにも100人以上の会場や様々な場所で話をさせてもらったりという経験が僕にはあります。
そういった実績から見ると、今回、PTAとして出たプレゼンは小さな場所で人数も十数人という少人数で完全に自分のペースでいけるとおもっていました。
しかし、どうでしょう。。。
これまでのプレゼンと違って、柴山小学校PTAの代表として出ているので、自分の中にとてつもないプレッシャーが襲ってきたのです。
緊張しない方法、失敗したときの対応など完璧だと思っていた。
これまでいかなる現場であっても、失敗や想定外のことが起きても動じないように練習を重ねてきました。
その結果、プレゼンを楽しくすることが出来ていました。
今回のプレゼンに関しては、口の中が完全にカラカラになり苦しさで一杯でした。。。(笑)
全く口の中の水分が無くなり、話をするために口を動かそうと思ってもかなり動きが悪くなりました。。。
無理やりにでも、話をするので口の中で口の中同士が擦れている感じがして、痛みまで出てきたんです。
あんなに口の中が乾燥して、口が動かなくなるのは人生ではじめてでした。
何かの病気かなと思ってしまうくらいでしたが、プレゼンが終わり、その会自体が終わる頃には口の中がほとんど元の状態に戻っていたんです。
プレゼンをするのが怖くなるくらいの経験。
今回のように口の中が完全にカラカラになるのは、極度の緊張のためだと思いました。
プレゼンをしている最中に「もうプレゼンは嫌だ」と思うくらいの状況になったんです。
今思えば、信じられない状況だったわけですが。。。
油断をしていたわけでもなく、途中までは余裕だったくらいです。
じゃあ、何故これまでにないくらいの緊張をしてしまったのか。
それは、「この場は制する!」という強い気持ちと「絶対に目的を達成しなければならない」という強いプレッシャーがあり、結果、極度の緊張につながったのだと思いました。
しかし、その緊張のおかげなのか、思いは真剣に伝えることができたはずです。
緊張しない方法とか考えずにドーンと行くことをおすすめします。
今回そういうこともあって、緊張しない方法を調べてみました。
しかし、普段あまり緊張しない僕が緊張するというのはよほどのことだったと思います。
頭が真っ白にならなかっただけ幸いです。
今回のことを経験してみると、緊張しない方法なんか考えないほうがいいかもしれません。
そんなことより、練習をしっかりして、緊張しても勝手に言葉が出てくるくらいしておけば、どんな状態になってもうまく伝えることが出来ると思います。
思い切り緊張したっていいです。
極度の緊張は、誰にも負けない強い思いと練習から来る絶対の自信の表れがぶつかってできるものなのかもしれません。
だから、緊張したときは思い切り行ってください。
口の中がカラカラになって口の中が痛くなっても、腹から声を出して気持ちで話してください。
プレゼンを学んで、3年目にして大きな何かに気づかされた小さな会場でのプレゼンでした。
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