介護タクシーを開業する時に注意する車両の購入方法☆知らないと損をする?
僕は介護タクシーを開業する時には、新車で車両を購入しました。
人によっては、新車で購入したり、中古車を購入したりするわけですが、ここで気をつけなければいけないのが購入方法です。
介護タクシーの車両を購入するのは、現金なのか分割なのか。
介護タクシーの車両を購入する時は、大型、中型、小型とどのタイプを買っていいのか迷うところから始まるわけです。
それから車種を考え、その次に支払い方法をどうするのかという流れだと思います。
車両購入の支払い方法を現金にするのか分割にするのかで、運輸局に経営許可申請書を提出する際に必要な「残高証明」の金額が変わってきます。
ここは結構重要ですから気をつけて下さいね。
車両を分割で買う際の注意点はあまり知られていない。
車両を購入する際に、気をつけたいのは分割の方法です。
分割をすると、気になってくるのが「金利」です。この金利のことを頭に入れず適当に借りやすいからといって借りてしまうと、総支払額がとんでもないことになることがあります。
では、金利のことについて簡単に書くと、「アドオン率」と「実質年率」というものがあります。
これはその借入先によって違うのでよく調べておいてください。
では、「アドオン率」と「実質年率」の違いは何かということを簡単に書いていきたいと思います。
車両購入時の分割で気になる「アドオン率」と「実質年率」の違い。
・アドオン率とは、元本に金利をかける計算方法です。返済して支払額が減ることを考慮しない計算方法です。
・実質年率とは、借りたお金を毎月返済していくと、元本が減っていくことになるので、そのつど借り入れた残高に金利をかけて計算する方法です。
アドオン率はクレジットローンなどで良く見かけるもので、ディーラーローンや金融機関のような銀行系ローンでは、実質年率が使われています。
前に勘違いしたのは、中古車を買おうと思い、中古車屋の金利を見ていると、金利が1.9%と書いてありました。それに対してよく取引している銀行は金利が2.25%。
パッと見ると、中古車屋さんが扱っておられた金利の方が低く、支払いも安いのかと思ったのですが、よく調べてみると、その車屋さんが扱っておられたローンがアドオン方式だったのです。つまりずっと同じ金額を払い続けるというわけです。
もう一方の銀行の金利2.25%は実質年率式だったので、支払いをしていくにつれて残高が減って行き、それに対して金利をかけていくので、どんどんと支払い額が低くなっていくのです。
どちらがいいのかを購入する前、ローンを組む前に考えておかないと、400万の車両を購入するのに総支払額が470万という額になったら本当にあほらしいです。
それでもいいからそのローンを組みたい人もいるでしょうが、70万を稼ごうと思ったら結構頑張らないといけません。だから、ローンを組む際はよく考えて、計画をたててからしてください。
日本政策金融公庫や地域の銀行でまずは相談をしてみると、とてもいいアドバイスが聞けると思います。
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