介護タクシーの開業相談で「もし売上が上がらなかったらどうするんですか?」と聞かれたけどね。
このブログサイトは、介護タクシーの開業相談のサイトです。
そういうことなので、たまには介護タクシーの開業相談のことを書いてみます。
僕の介護タクシーの開業支援には、いろいろな方から開業の相談があります。
その中で匿名で電話をかけてきた開業希望者の方から面白い質問をされたことがあります。
「今西さんに介護タクシーの開業支援を受けて、売上が上がらなかったらどうするんですか?」
実に面白い質問だなと思いました。
売上が上がらなかった時の責任を他人になすりつける人は経営者に向かない
こんな質問を受けた僕ですが、そもそも経営者って売上が上がらなかったら、他人にその責任をなすりつけるような立場なのでしょうか。
もし、部下の不手際で売上が下がったとしても、その責任を負うのは経営者だと思っています。
自分の管理下のもと、指導の仕方が悪かったのだと反省するものじゃないでしょうか。
これから開業しようとする方が、「今西さんに教えてもらって、売上が上がらなかったらどうするんですか?」というような質問をしてくる人は、サラリーマンをしている方がいいでしょう。
自分がサラリーマンだとして、社長がそんな考えの人なら絶対に嫌です(笑)
相談者さんには悪いですが、きちんと説明をして「経営者には向かないので、介護タクシーを開業されない方がいいですよ」と伝えました。
そんな質問をしてくる人に、「あなたなら頑張ればできますから!!」なんて開業をすすめた日には、とんでもないリスクを僕が負うような気がしますしね。
僕がこの人を支援したいと思ったら、一生懸命します。
僕の介護タクシー開業支援は介護タクシーの開業に関する全てのノウハウを提供させていただく仕事です。
変にもったいぶったりは一切しません。
自分が売上が上がらなかったことも話しますし、上がった方法も当然伝えますし、数十万かけて販促して、全く効果なかったときの話だってします(笑)
数千世帯にポスティングして、ほとんど効果がなかった時の話なんて、面白おかしく話しますしね。
僕には、失敗談の方がたくさんある気がしますし、開業希望の方は、そっちの話に興味があると思います。
このようにいろいろな事例を取り入れながら、ノウハウを提供していくわけですから、時間はあっという間に過ぎていくのです。
それに、せっかく当社の支援を使ってくれるならという気持ちも大いにあるので、支援をさせてもらう人には一生懸命支援をさせてもらっています。
断る勇気が大切。それも信用のひとつ。
介護タクシーの開業相談には、色々な相談者の方がおられますが、時には仕事をお断りすることもあります。
仕事を断るというのはとてもしにくいことです。
しかし、何でもかんでも仕事を請けてしまうというのは、無責任のような気もします。
あっ、あくまで開業支援の場合です。
その人がサラリーマンを辞めるか辞めないか大きなことでもありますし、創業するとなればある程度のお金が動きます。
自分が「この人やめておいたほうがいいだろうな」と思った人まで、開業してもらうというのは、相談者に対して失礼だと思います。
ですから、自分がこの人は無理だなと思った人は、一切請けないようにしています。
今回のタイトルにも書いたような人なら、尚更の話です。
売上が上がらない事を他人の責任にしてしまう人は、経営者にならないほうがいいのかもしれませんね。
関連記事 - Related Posts -
-
2015/02/14
-
長距離移送の依頼でよく聞かれること☆介護タクシー独立開業
-
2015/11/04
-
高齢者講習での出来事☆必死になると英語になる☆半ドアを直す
-
2015/12/08
-
ウメさんはお兄さんに抱きつけて幸せもの☆介護タクシー開業後の仕事
-
2015/11/15
-
介護中の家族の悩み☆仕事に集中できない☆介護タクシーの現場
最新記事 - New Posts -
-
2023/09/20
-
介護タクシー開業時、同業他社に相談する際に気をつけること
-
2023/03/06
-
介護タクシーが増加している地域でも独立開業をすすめる本当の理由
-
2019/08/19
-
当社で介護タクシー開業支援を受ける最大のメリット☆
-
2019/08/16
-
《介護タクシー開業者必見》利用者さんが認知症かなと思った時の対応方法?