車椅子に乗った写真家☆写真で感動を伝える☆木の殿堂で写真展
最近、毎週土曜か日曜になるとお客様を連れて木の殿堂に行っています。
今回はそこで気づいたことを書いてみたいと思います。
兵庫県木の殿堂とは?
木の殿堂とは、兵庫県美方郡香美町村岡区にあり、「森と海と太陽」をテーマとして建設されました。設計は安藤忠雄氏。
外観を撮影していませんが、大きな建物で芸術的なことがわからない僕でもすごいと思います。
中はこんな感じです。
なぜここの施設に何度かお客さんと行ったかというと、そのお客さんが写真展をされるということで一緒に行きました。
中村基写真展in木の殿堂
僕はこれまでのブログでもそうですが、介護タクシーのお客さんをかなりぼやかして書いています。
もちろんですが、全て匿名で書いてきました。
今回は、お客さんから名前を出してもいいという承諾を得ていますので、少し紹介させていただきたいと思います。
今月、6月11日〜7月3日まで木の殿堂で写真展をされている中村さん。
(木の殿堂のサイトでも告知されています。入場料無料)
この写真展をされているだけに、毎週木の殿堂までお連れしています。
そして、芳名帳を見て「今週はこれだけの人が来てくれたんだな」と感じたり、感想を書くことができるノートを見ると「素敵な写真に感動しました」などいろいろな感想を見てこちらも嬉しくなりました。
写真から感じる温かい人柄。
今回、出展されている中村さんの人柄は大変温かい方です。
お世辞とかではなく、見た感じからでもわかります。
雪の写真を見ていても、寒さとかではなく、撮影した人の温かみが伝わってくる気がしました。
今は車椅子の生活をされていますが、そうなる前は大阪に住んでおられて毎週と言っていいほど奈良に写真を撮影するために行っておられたそうです。
それくらい写真を撮影することが好きな方です。
来場者から激励の言葉をもらって僕まで嬉しくなった!
僕と中村さんが写真展の場所にいると、来場者の方が入ってこられます。
そういった方に、僕も積極的に声かけをさせていただいたりするわけですが、あるお客さんから中村さんにこういったことを言われました。
「僕はあなたの写真を見て、感動させてもらった。本当にいい写真をとられるね。大変だと思うけど、身体に気をつけて、これからも頑張ってくださいね。」と握手をしながら激励の言葉を言われていました。
言葉の内容ってよくある言葉なのかもしれません。
激励の言葉を言いながら、握手をすることもよくある行動なのかもしれません。
しかし、その瞬間を見てとても感動してしまいました。
そして、自分のことのようにとても嬉しく思いました。
僕は単にお客さんを連れてきているだけなのに、ここまで嬉しく思ってしまうのは「お客さんをお客さんだと思っていない」からかもしれません。
どんな状態になろうとも、その人らしい生き方をすれば最高の人生となる。
中村さんは今から数年前に車椅子の生活になりました。
その時の心情はわかりませんが、きっと悲しかったと思います。
しかし、現在、中村さんは写真を通じて人を感動させることができるすごい方です。
中村さんの生き方を見て、どんな状態になってもその人らしい生き方をすれば最高の人生になるんだなって思ったんですね。
僕には特に生き方を話してくれたわけではありませんが、写真展を通じて感じることができました。
そんな中村さんの写真展は、7月3日が最終日となっています。
僕は、7月3日の15時頃に中村さんと訪れる予定です。
もし、お時間ある方がおられましたら、ぜひ、木の殿堂の写真展へお越しください。
そして、芳名帳と感想ノートに感想を書いてもらえると、とても嬉しいです。
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