介護タクシーで便利な道具☆宿に一枚持っておくと絶対にいい！

６月もあとわずかです。

さて、今日は介護タクシーの現場で欠かせない新しい道具をご紹介したいと思います。

これは介護タクシーの現場以外、家でも緊急時に使えますし、宿に一枚持っておくと絶対にいいというものをご紹介しますね。

介護タクシーの現場では当たり前。素人ならどうする？

介護タクシーの現場では、人がベッドで横になっていることは日常茶飯事です。

ベッドじゃなくても、畳の上に動けずに横たわっている方もおられます。

僕はそういった人をきちんと介護タクシーに乗せて、目的地に搬送します。

まあ、当たり前ですよね（笑）

しかし、ご家族はどうやって動かしたらいいかわからず、触れない人もたくさんおられます。

もし、これから皆さんの周りで人が倒れた場合、どんな道具を使ってその場から動かせばいいのか考えてみたいと思います。

倒れた人がいた場合、何もなければバスタオルを使う！

倒れている人、動けない人がいた場合は基本的に担架を使います。

しかし、一般のご家庭ではなかなか持っておられませんよね？

そういった場合に、バスタオルを使います。

倒れている人の下にバスタオルを引くわけです。

バスタオルを倒れている人の下に引く方法は次のとおりです。

１、倒れている人の両膝を立て、両手を胸の前で組みます。

２、倒れている人の立てている両膝を軽く手前に倒しながら、左の肩も手前に引き寄せます。すると、簡単に体が自分の方に傾いてきます。

３、その時に、タオルを蛇腹折りにして倒れている人の下に引きます。

４、それができたら、元どおりの体勢にして、今度は、両膝を自分の方とは反対側に押します。すると、右肩も浮いてくるので同じように押します。

５、蛇腹になっているタオルを伸ばすと、体の下にタオルが引かれている状態になります。

文字だけで書くと、意味がわかりにくいですが実際にしてみるととても簡単です。

介護タクシーでは、これが簡単に出来なければ仕事になりません（笑）

さて、その下に引いたバスタオルを足側と頭側に分かれて運ぶようにします。

しかし、リスクとしては持ち手が不安定なので、落とす可能性が無いとは言えません。そのため、慎重に持つ必要があります。

ディスポストレッチャーを使う事でリスクを減少。

先ほどのようにバスタオルであれば、持ち手がないので手をうっかり滑らせることがあります。

手を滑らせると大変なことになるので、そうならないようにするのがこちらのディスポストレッチャーです。

持ち手が６箇所ついていて、ここを持てば手を滑らせるリスクを大幅に減らすことができます。

このディスポストレッチャーは使い捨てみたいな感じで書いてありますが、なんだかんだと３年以上持ちます（笑）

結構丈夫でたくさんの現場で使わせていただきました。

ただ、一つ難点があり、少しだけ高価です。一枚が5,000円近くします。そして、幅が少し狭いためバランスよく人を乗せないと不安定な状態になります。

新しい商品は安定性抜群！！

先ほど紹介した商品をずっと使っていたのですが、いつもお世話になっているマリヤ医科興業さんに問い合わせてみると、新しくいいものが出ていました。

それがこれです。

 

 

持ち手が９箇所！！さらに長い！そしてとてもいい部分があり、幅が黒いタイプよりも広いために抜群の安定性です！！

さらに足を収納できる袋がついています（笑）

（この中に足を入れます。）

個人的には黒いタイプより使いやすくおすすめです。

さて、ここで気になるお値段ですが、なんと3,000円でお釣りが来ます！！

安定性があって、丈夫で安価なので大変お買い得のような気がしますね（笑）

ただ、難点があって、黒と比べると、汚れが目立つということです。。。

 安価なので宿なら一枚持っておいて損はない！

さて、いろいろと書きましたが、最後にご紹介した商品は宿に一枚おいてても損はない商品です。

万が一、お客さんが酔っ払ってしまって動けなくなったときに、体を直接持って運ぼうとするととても重いです。

下手をすると、腰をやられます。持つところも微妙ですしね（笑）

ですから、この青い商品が一枚あれば難なく動けない方を運ぶことが出来るので一枚持っておくと重宝します。

僕はこれまでに宿で動けなくなった人を運んだことがあります。

そういったときに実際に黒いタイプのものですが、このディスポストレッチャーを使用して運び出しました。

道具一つでとても簡単に動かせることができるのであれば、持っておいて損はないですね。