2016/08/19

ネットワークビジネスの話をしてくる知人が近寄って来るのはこんな方法だ！

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兵庫県香美町で『介護タクシーの開業、集客』の専門家として活動中！ミラサポや兵庫県商工会連合会、長崎県商工会連合会に登録し、マーケティングサルタントとして企業の相談などを行っております。また、介護タクシーの経営も実際にしております。コンサルが出来る介護タクシー事業者として様々な事業所さんを支援中です。（全国どこでも出張可能です！まずはお気軽にお問合せ下さい）

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色々なビジネス形態があるのですが、あまり印象がよくないのがネットワークビジネスではないでしょうか。

はっきり言うと僕も嫌いです（笑）

しかし、ネットワークビジネスやマルチ商法はきちんとした法律のもとのビジネスのようでして、法的には「連鎖販売取引」と定義されています。特定商取引法３３条にも書いてあるようです。

特定商取引法３３条の連鎖販売取引とは。

連鎖販売取引とは、物品販売の事業で、商品の再販売、受託販売、販売のあっせん、同種役務の提供、役務の提供のあっせんをする者に対して、特定利益が得られるといって誘引し、その者に特定負担を負わせる商取引のことです。

まあ、これだけを読むと悪い気はしません。

そして、この販売方法にはいくつかの規制があり、これを守らないと違法になります。

ネットワークビジネスの規制とは。

商品の価格が、商品価値や市場価格と比べてみて、明らかに高額な場合は違法となる
契約の締結時に、必ず書面での取引が義務付けられる
誇大広告の禁止（参加することで誰でも簡単に稼げる！等）
不適切な勧誘行為（事実の隠蔽や、不実の告知など）の禁止
クーリングオフ（２０日間）の義務
執拗な勧誘の禁止
勧誘するときに言った事と、実際の内容が異なっている
「◯◯さんは１ヶ月間で２０万稼ぐことができました」など、第三者の体験談を交えての勧誘の禁止

主だったものだけを出してみました。これ以外にもあります。

皆さんがこれまで勧誘された中に違法なものはありませんか？

これまで関わらなかった人が急激に近づいて来る。

僕の経験したことをお話します。

以前の記事でも書いたように、ネットワークビジネスの話をしてくる人には不自然な近づき方をされます。

全員が全員そういうわけではありませんが、あくまでも僕の経験のお話をします。

・久しぶりに電話をしてきた昔の知人

久しぶりに知人から電話がかかってきてこう切り出されました。「つよしくん、今ある仕事をしているんだけど、今度時間作ってくれない？そちらまで行かせていただくから。」これまで、僕の誘いにはついて来なかった人だったのですが、突然電話をして来て会いたいと言ってきました。

そして、「僕の乗っているクルマ知っているよね？あんなクルマくらいなら３ヶ月くらいで乗れるようになるよ」という風に言われました。当時、その方は８００万くらいのクルマに乗っておられました。結構憧れるクルマだったので、一瞬だけすごい！と思いましたが、すぐにこれは怪しい誘いだなと感じました。さらに「つよしくんの知り合いのあいつもやっていて、今頑張っている！あいつも来月くらいにはめちゃくちゃ低い金額だけど３０万くらい稼ぐと思う。つよしくんならもっといけるよ」という勧誘をしてきました。

不自然過ぎる特徴は次の通りです。

・これまで誘っても来なかった知人が会いたいと言って来た。

・電話で詳細は言わずに成功したときの話ばかりしてくる。

・知人の事例をネタに出して来る。

・低い金額と言いながら割といい額を提示して勧誘して来る

・アナタなら大丈夫という何の根拠もないやる気を出させて来る

以上の点が不自然だと思われる点です。

これまでのこの手の勧誘を8度ほどされている僕の経験だけで言うなら、突然連絡をしてきて、内容を言わずに会いたいと言われたらよほど重要なことかこの手のビジネスの勧誘です。そして、実際に会ってしまって「アナタなら絶対に出来るから」「知り合いの◯◯さんだって一ヶ月で２０万できた」など言って来たら、よく考えてみて本当にそれがアナタにとって大切な仕事なのか考えてみてください。

ネットワークビジネスを僕が嫌う理由は、信用を餌にして信用を失うようなビジネス形態で行われている事例がたくさんあり、これまで勧誘して来た人のほとんどが連鎖販売取引の規制を無視して、違法又はグレーな方法で誘って来た理由もあり、全く信用が出来ていません。

もし、誘われたなら、本当に気をつけてくださいね！