介護タクシーを開業して利用者さんが言ってた事☆結婚なんかしなくてもいいと思っている人へ
僕が介護タクシーを開業してから、年輩の方々と話をするようになりましたが、その中で印象に残っている言葉があります。
それは、「一人じゃ生きていけんね。若いうちだけだわ。一人でも暮らせるって思ったのは。」
この言葉でした。
人間って調子が悪いと一人では不安になる生き物です。
僕は医者でもカウンセラーでもありませんが、これまで相談を受けたり、経験したことから言うと、人は調子が悪くなれば不安になります。そして、その不安は一人で抱えきれるほど人は強くないと言うことです。
僕のお爺さんが亡くなる前日に言ってたこと。
確か僕が中学生くらいの時だったでしょうか。
父方のお爺さんが危篤状態になったときに、身内がたくさん集まりました。
一時、意識が戻ったりして、おばあさんとおじいさんが二人になる瞬間がありました。僕も部屋から出ようとしたときに、おじいさんがおばあさんにこう言いました。
「今まで本当に迷惑をかけっぱなしだったな。お前と一緒で良かった。ありがとう」と。
僕のおじいさんはアル中で家族みんなに迷惑をかけており、人生の最後のあたりは、入退院をくり返していてこっちまで飛び火がきていました(笑)
そんな人のことも考えていなかったお爺さんが亡くなる前日に言ったことがおばあさんに向けた感謝の言葉でした。
おじいさんが元気なときは、おばあさんはおじいさんに怒ったりもしていましたが、この感謝の言葉を聞いたおばあさんは「これからも迷惑かけていいから、長生きしてくれないと困る」と言っていました。
なんだかんだと文句を言いながら暮らしていましたが、やっぱり失う直前には二人が良かったのだと思いました。
介護タクシーの利用者さんから聞いた結婚論。
介護タクシーの利用者さんは、ほぼ夫婦のどちらかの体調が悪いことがよくあります。
おじいさんがおばあさんの介護をしたり、その逆もあるということです。
僕は話をすることが好きですので「よく寝てますか?」「疲れていないですか?」と言った言葉をかけることがたびたびあるのですが、その中で距離感が短くなった人に聞くことが「人生で一番嬉しかったことは何ですか?」ということです。
そうすると、何人かの人が「妻と結婚出来たこと」「主人と一緒になれたこと」と言われました。
若いうちは結婚なんかしなくてもいいと思っていた。
若くて元気なうちは、一生一人でもいいと思っていたようです。しかし、年齢が増すにつれて体調を崩して誰かを頼ろうと思った時に、近くに誰かがいてくれたらどんなに安心するかということを言われていました。
その近くにいてくれたらという人が、ご主人であったり、奥さんであるということです。
そのために結婚をするというわけではないですが、人間は出来るだけ一人よりも二人で生活していくほうがいいとおっしゃっていました。確かにそうかもしれません。
自分自身も体調を崩す事があるのですが、そういった時に妻がいてくれると本当に助かります。
人生は一人で過ごすよりも二人で過ごす方が楽しさが生まれる。
人生は一人で過ごそうと思ったら過ごせます。
ただし、全て一人です。
嬉しいときも一人。一緒に本気で喜んでくれる人もいません。
しかし、二人なら一緒に喜んでくれる人もいます。
場合によっては、それが三人、四人と増える場合もあります。
そうすることによって、新しい発見もできると思いますし、楽しみも増えることでしょう。
今、独身の方に一つだけ伝えたい事があります。
それは・・・・。
10月15日、16日と香美町で婚活事業があります!!
僕が実行委員長で頑張ります!!だから、独身女性は全国のどこから来てもいいので来て下さい!!!
男性は香美町の独身男性だけです!!!
以上でこの記事を伝えたいことを終わります!
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