柴山ガニを柴山のまる屋で食べてきた☆家族の記念日に最高のカニ

冬の味覚の王者とも呼ばれる松葉ガニ。

そんな松葉ガニをブランド化させたものが柴山ガニとなっているようです。

その味覚は本物という噂ですが、僕自身きちんとお金を払って、きちんとしたところで食べたことがありません。

妻も生まれたところだけに、お店では食べたことがないと言い、子供たちももちろん食べたことがありません。

地元なのに。。。

おいしい民宿はどこだと聞かれても、実際のところ、どこも食べたこともないので伝えることができないのです。

柴山で柴山ガニが美味しく食べれる民宿を伝えることが出来ない理由。

そこで、お父ちゃんは思い切り奮発して、「妻、子供たちにきちんとしたところで柴山ガニを食べさせたい！！！そして、地元である柴山を誇りに思ってほしい」という思いを込めて、食べに行ってきました。

 

おいしい柴山ガニが食べれるまる屋の紹介。

今回、柴山ガニを食べさせてくれたところは、まる屋さんというお宿です。

 

ここのお宿は、宿泊はもちろん、まる屋に併設されているレストレン桜桃（ゆすらうめ）でランチもされていてとても人気のあるお店です。

 

レストラン桜桃（ゆすらうめ）について

• メニューは３種類

1. 女将のトマトソースパスタ　８５０円（パスタ、サラダ、パン付）
2. 大将の手打ちそば　　　　　９００円（手打ち冷そば、ぜんざい付）
3. お昼の会席　　　　　　　２８５０円（小鉢６品、小鍋、国産和牛ステーキ、土鍋ご飯、デザート）
   （料金は税込となります）

• 前日までの予約制
• 営業時間　午前１１：００〜午後２：００（午後１：３０までに入店）
• 「わら兵衛」で、セルフサービスのコーヒーあり
• 場所　兵庫県美方郡香美町香住区浦上１１８９　（まる屋内）
• 営業時間　午前１１：００〜午後２：００
• 電話番号　０７９６−３７−０３２５
• 定休日　木曜日

場所はJR柴山駅から徒歩数分のところにあり、我が家からは徒歩数十秒というとんでもなく近いところに食べに行ったということです。

まる屋さんは自分のところで直接、地ガニを競り落としている宿なので、美味しさに間違いはないと思います。

 

また、ここのお宿は若大将がおられ、とても積極的に日々情報を発信されています。

（Facebookのプロフィール写真から引用）

• まる屋の若大将　藤原啓太のFacebook
• 光と海と風を感じる海辺の小さな宿まる屋　藤原啓太のインスタグラム
• 但馬（たじま）の魅力を伝えたい若大将　藤原啓太のTwitter
• まる屋通信　藤原啓太のブログ

まる屋の宿情報だけでなく、観光客の方へ香美町や柴山に関する有益な情報も発信されているのでとても便利です。

家族の記念日に柴山ガニを食べてきた。

今回は、なんでもない日に食べに行ったわけではなく、家族の記念日として行ってきました。

妻の誕生日、長男の小学校卒業、娘の進級、そして、僕は何でもありませんでした（笑）

最初、妻に地元でカニを食べに行くことを相談した時は、驚いていました。

そりゃそうかもしれません。

徒歩数十秒のところに家族の記念日をしに行くなんてことはあまりないかもしれないですからね。

今回は４人分ということで、このようなセットがしてありました。

僕は腰痛持ちなので、このように椅子に座るタイプだととても助かります。

ここからは時系列で、出てきたメニューを紹介していきたいと思います。

 

最初に出てきたものはこちらです。

このお皿にある食べ物だけで、ビール一杯がすぐに終わってしまいました（笑）

そして、ここから一気にテンションが上がります。

まる屋の若大将が柴山ガニを見せに来てくれました。

子どもたちも「生きている！！！！」と興奮気味でした。

 

しばらくして、運ばれてきたのが刺身です。

実は左上の方に見えてますが、カニ刺しが入っています。

これを食べた子供たちはとても美味しそうに食べていて、「あー、連れてきてよかったーー！！！」という気持ちになりました。

僕も妻も当然ですが、とても美味しくいただきました。

 

次はイカのつみれです。後ろにコソッとカニの足が見えています。

これを鍋に入れるのですが、これもまたおいしい。

写真には写っていませんが、刺身で食べた海老のアタマを入れると良い出汁が出ました。

 

そして、何と言っても外せないのが焼きガニです。

甲羅も焼きます。

運ばれてきた柴山ガニには、きちんとピンクのタグがついており、船の名前を見ると「栄正丸」と記されていました。

この栄正丸にも子どもたちは反応しました。

以前、ここの代表者の方が地元の小学生に向けて、教育講演会をしてくださったことがあったのです。

柴山の船の歴史や漁港について、さまざまな取り組みなどいろいろなことを教えてくださった方の船で獲れた柴山ガニということもあり、とても嬉しそうでした。

 

甲羅の中にあるミソは、大人の方が好きかもしれません。ここの時点で日本酒を頼むことにしました。

 

頼んだお酒は、「竹泉」。お酒がおいしいのは間違いないのですが、ここの若大将は日本酒がとても好きな人です。

おちょこをよくご覧ください。

このおちょこは「薩摩切子」です。とても色がきれいでコースターになっている鏡に映し出され、よりきれいに見えます。

この薩摩切子は一つの値段がとてつもなく高いのですが、こういったところに若大将のこだわりが表れているのだと思います。

 

さらに日本酒がすすんでしまうのが、このてんぷらです。柴山ガニの親指部分がてんぷらとなっているのですが、これがまた口の中に入れると「ホワー」っとなるんです。

表現が難しいですが、めちゃくちゃうまかったんです！！！（笑）

 

すいません。表現が下手くそで。

 

その瞬間に撮影した長男の反応があるのでご覧ください。

「お父さん！！これすごいで！！！」って言っているところです（笑）

 

さらに追い討ちをかけるようにお肉が出てきました。

お肉は男の子が好きなんですが、これも長男が食べた瞬間をカメラに収めたのでご覧ください。

 

やばいです。

 

目が。。。。

もう、現実の世界にいないかのような目になっている長男です。

 

ここで優しい味のものが出てきました。

ここでほっこりします。中にカニの身が入っていたのですが、名前は忘れてしまいました。

 

これもめちゃくちゃ美味しい感じでした。

 

そして、最後のシメはメシ！いや、カニご飯です！

これはとても贅沢なご飯になっており、これだけの量がありましたが、全て完食しました。

 

あー、食べたー！！ごちそうさまでしたーーー！！！

 

っと思いきや、サプライズのケーキです。

これはとても嬉しい！！！

全てにおいてよかったです。

まる屋で食べる柴山ガニの限定プランの値段は？

では、これまでメニューに出てきたものをご紹介しましょう。

1. 付け出し
2. 刺身
3. イカつみれ
4. 焼きガニ
5. てんぷら
6. カニをあげたもの
7. カニご飯

以上のメニューになっております。

さて、写真を見て頂いたらわかるとおもいますが、カニの量が一人１杯ではないんです。

二人で１杯なんです。

つまり、今回のように家族４人でいった場合は、柴山ガニを２杯使っているという計算になります。

カニが少ないのかな？と思われるかもしれませんが十分です。

ちなみに僕と長男はめちゃくちゃ食べます。

全体の量に関しても、ギリギリ食べることができました（笑）

 

ここで気になるお値段ですが、一人８，０００円くらいです。（飲み物は別です）

そして、このプランは３月の平日のみの限定プランとなっています。

 

柴山に住んでいるからこそ、柴山ガニを食べさせたい。

雰囲気が良い柴山のまる屋で柴山ガニを食べましたが、今回点数をつけるなら。。。。

つけれません。

点数をつけるのが失礼なくらい、大満足でした。

全てにおいて完璧で、他のコースもかなり満足できるものだと思います。

きっと、これから知り合いに美味しい宿を知っているかと聞かれた際には、まる屋を紹介させてもらうと思います。

なぜなら、僕、妻、長男、娘、全員が大満足したからです。

そして、今回お父ちゃんが大奮発して、柴山ガニを食べに連れて行った理由は最初にも書いたように「柴山には柴山ガニというすごい良いものがある。それがある柴山に誇りを持って欲しい」という思いを込めて連れていきました。

子どもたちに自分の生まれ育ったところに誇りを持たせるというのは、難しいことかもしれませんが、今の僕に出来る伝え方はこれだったのです。

話は少し真面目な方向になりましたが、柴山にこられた際には、まる屋で食事をされてみてはいかがでしょうか。

価格以上の価値と思い出が体験できることと思います。