介護職は特別ストレスが溜まる仕事なんて言われているけど本当なの?
僕は介護タクシーの業務で介護職の人と接することがよくあります。
僕が行っている事業は運送業ですが、介護という名前がつく以上は自分の中でも介護職についているという意識の中で業務をしています。
さて、この「介護職」と言われる仕事ですが、このキーワードをgoogleを使って検索しようとすると以下の画像のようなサジェストが出ます。
「介護職 ストレス」「介護職 悩み」「介護職 辞めたい」「介護職 離職率」。。。。
数あるサジェストの中に目立つのが、ネガティブな用語です。
それだけ介護職に携わっている人が悩んだり、また、これから介護職に携わろうとしている人が不安だと感じ検索しているのがよくわかります。
介護職に関わる人が抱えるストレスのタネとは!?
「みんなの介護」によると、以下のような結果が出ています。
「介護職員・スタッフの方に質問です。仕事上のストレスの原因は何ですか?」
(みんなの介護から引用 2017年8月4日現在)
- 業務内容に対する給料の低さ(6797票)
- 人出不足による負担の大きさ(6393票)
- 肉体的な負担の大きさ(4417票)
- 勤務時間の長さ(3213票)
- 利用者とのコミュニケーションの難しさ(3888票)
- 職場での人間関係(5839票)
- 将来性など将来への不安(3842票)
- その他(1437票)
アンケート結果からの考察
以上のアンケート結果を振り返ってみると、特に多いのが「業務内容に対する給料の低さ」「人手不足による負担の大きさ」です。
介護職員と言いましても、ケアネージャーさんと施設介護員さんとでは給与が違ってくるのではないでしょうか。
そこで、もう一度「みんなの介護」から平均給与の比較グラフを引用させていただき見ていきたいと思います。
(みんなの介護から引用)
ケアマネージャーの月給が25万、施設介護員で21万くらいとなっています。
これは総支給額だと思うので、実際の手取りだとすると施設介護員なら17万〜19万くらいといったところだと思います。。
「それくらいなら安すぎるとはいえないのでは?」という声が聞こえてきそうですが、介護職員の仕事はかなり大変で少ない人数の中で色々とやりくりをしていかなければいけません。
施設の中で職員の数が多ければ、それだけ負担も少ないのでしょうが、それでは人件費がかさんでしまい運営ができなくなってしまうというリスクがあります。
運営ができなくなっては元も子もないですから、給与の負担、人手不足の負担が職員さんにまわってきて、結果的にそれが職員さんへのストレスの原因だと言えます。
介護タクシーを開業したら同じようなことに悩むの?
施設で勤務されている人たちはそれなりのストレスと戦っていることには間違いありません。
では、同じ介護という名前がつく介護タクシーの事業も介護施設の職員さんのように同じようなストレスがあるのでしょうか?
僕はこれまで介護タクシー事業を8年以上運営させていただいています。
運営をしながら運転手をしている、つまり、一人で経営と運転をしている状況です。
事務仕事も全て一人です。
仕事の内容が運転だけではなく、事務仕事、そして経営もあるということは施設の職員さんより忙しくストレスになるのではと思われるかもしれません。
しかし、僕はこれまで介護タクシーをしてきて、ストレスを感じたことはほぼありません。
たとえ、仕事を朝から夜までずっとしていても、それをストレスと受け止めたことは記憶にないです。
なぜ、ストレスと感じないか。
それは、「この仕事が好き」だからです。
多少、無理して仕事をしていたとしたら、忙しくなるとストレスになるでしょう。
ただ、僕の場合は仕事のことに関してストレスを感じないのです。
つよっさんが教えるストレスとの戦いかた
僕が介護タクシーの仕事に対してストレスを感じたことがないことは伝わりましたでしょうか?
ただ、前職である自動車教習所の先生をしていたときは、何かしらストレスを感じることは多かったように思えます。
別に給料が低いわけでもなく、定時で帰宅もできる。それなのに、ストレスはありました。
特に繁忙期と呼ばれる忙しい時期にはストレスはマックスだったかもしれません。
正直、運転に慣れていない人の横に乗るだけでもストレスになるのですが、相手は若いといえど人ですから、それなりの言葉を発したり、態度を表したりするのです。
時には腹の立つことを言われることもありますし。そういったことが僕はストレスの原因になっていました。
介護施設でも同じだと思います。相手が全く話をしない人だとしても、とてつもなく忙しいときに転倒されたり、コールをならされたり。。。。ストレスがたまりますよね?(笑)
どの仕事も共通することですが、ある程度のストレスは抱えるものであり、それと向き合う・あるいは解決していかなくてはいけないものだと思います。
僕がこれまでストレスがたまりそうな時にしていた解消法は、「少しだけ手を抜く」ということです。
常に全力でしていると、疲れますよね?
ストレスはたまる、全力で仕事はするわってなるとしんどいですよね。
だから、ほどよく手を抜くことがとても大切だと思います。
爆発する前に手を抜けば、いいんです。
僕が雇う従業員にも同じことを言うでしょうね。
今回は介護職のストレスの記事になりましたがいかがでしたでしょうか。
爆発しそうな時よりもっと前に手を抜き、ほどよく仕事をすることを忘れないでいてください。
いい加減くらいがちょうどいいんです。
ただ、きちんとするときは気も手も抜かず、集中して仕事をする、こういったメリハリが大事ですね。
僕がしている介護タクシー開業支援の開業者には、通常の業務からストレスのサポート等もしているので、安心して介護タクシーの運営に専念していただけます。
それ以外の仕事についている方でも、何かストレスがある人はぜひコメントに書き込んでみてください。
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