親戚の叔父さんが30年前に言っていた予想が現実になっている。

 

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僕には少しだけ交流のある親戚がいます。

50代の叔父さんです。

今から数年前の朝、道端で倒れているところを発見されましたが、手遅れでした。

今日はそんな叔父さんが30年前に言っていたことを書きたいと思います。

小学生の時に大人気だったファミリーコンピューター。

今、30代、40代の方なら懐かしいと思われる人もいるんじゃないでしょうか。

一世を風靡した任天堂のファミリーコンピューター。

僕は小学1年か2年くらいの時だったでしょうか、とても流行っていて友達の周りでは、お年玉で買ったり、クリスマスのプレゼントに買ってもらったりとしていました。

僕もその流行にのりたくて、両親にお願いをしたのですが、「ファミコンなんて高いもんは、よう買わんわ!」と一蹴されました(笑)

おばあちゃんに頼んだら買ってもらえるかと思ったのですが、「お母さんがダメって言ってるからあかんわ」と誰に言っても買ってもらうのが無理でした。

正月の時にそのやりとりを聞いていた叔父さんから一つ提案をされました。

ファミコンじゃないものを買ってやる。

「つよし、お前が欲しいファミコンはゲームだけしかできない。だからファミコンは諦めろ。でも、違うものを買い与えてやる」。

そんなことを言われました。

当時、叔父さんのイメージはバリバリ仕事をしている人でお金も少し持っている人、近い親戚で唯一の高卒だったという経歴の持ち主です(笑)

そんな叔父さんがどんなものを買ってくれるのか聞いてみました。

すると、「これからの時代はパーソナルコンピューターってやつだ!絶対に間違いない!」とお酒を飲みながら、僕に言い聞かせていました。

両親や僕はその話を聞いて「パーソナルコンピューターって暗い人のイメージやん。」と笑いながら話していました。

 

酔っ払いの戯言だと思っていた予言。

さらに叔父さんは言います。

「今は特別な人だけがパーソナルコンピューターを使ってる。ワシもそのうちの一人だけど、つよしが大人になるくらいにはファミコンと同じように各家庭に1台の時代が来る!本にも載ってた!」

僕 「パソコンってすごい高いんだろ!!そんなもんファミコンでさえ高いと思うのに、普通の人が買うわけないやん!」

叔父さん「だんだんと普通の人も買えるくらいの価格になってくるし、高くても時代がそうなってくる!もっとコンパクトになるしな!外国の人とも簡単につながるようになる!」

こんなやりとりをしていたのですが、僕はもちろん、両親やおばあさん、親戚は「へー」というばかりで特にツッコミはしませんでした。

そして、ここから叔父さんは一気に本題にうつします。

これからは一人一台パソコンの時代!最先端を行け!

結構酔っ払った叔父さんはこんなことを言ってきました。

「つよし!お前にパソコンを買ってやる!!お前が大人になったら一人一台パソコンの時代がくるから今のうちに練習しとけ!」

そうして買ってもらったのが、日立のMB−H1というパソコンでした。

 

Hitachi_MB-H1_red.1

現代のパソコンとは違って、モニターはテレビに繋げるタイプでした。

これだけではつまらないので無理を言って、ちゃっかりとゲームのソフトも買ってもらいました(笑)

ミスタドゥー対ユニコーンズというソフトなのですが、これにはまりまくって勉強そっちのけになってしまい、さらに目を悪くしてしまいました。。

まあ、親に怒られたことは言うまでもないですが。。。

叔父さんの言っていたことは、まさに今の時代のこと。

叔父さんが酔っ払いながら言っていたこと。

僕が大人になったら一人一台パソコンの時代がくる。そして、もっとコンパクトになる。世界中の人と簡単につながることができる。

つまり「インターネット」「スマートフォン」のことを言っていたのかなと思います。

おじさんは色々なパソコンの本を見たり、海外に行って勉強をしていました。

きっとそういった中で見たり、聞いた話を僕らにしてくれたと思ったのですが、とても小学生の僕からすれば衝撃的な話でした。

叔父さんが亡くなった翌年くらいからでしょうか。

ギャラクシーなどが出始め、スマートフォンが普及し出しました。

時代はどんどん変わっていって、いつまでも古い状態にしがみついていると置いていかれるような時代です。

今、笑い話になっている未来の話は、今の子どもたちが大人になる頃には現実の世界になっている。

そんなことを思った、小学生のころの思い出話でした。


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