利用者さんが絶対に騙されないようにするために☆注意喚起をする
「せめて僕の介護タクシーを利用してくれている人だけでも被害に遭わないために」そんな思いをこめて注意喚起していることがあります。
それが詐欺や押し売り商法などと言った高齢者を騙す犯罪行為のことです。
全ての高齢者がひっかからないようにするのが一番理想ですが、現実的に難しかったりもします。
ですから、自分と接点のある当社の介護タクシーを利用してくれる人だけは絶対にひっかからないようにするために注意喚起をすることがあります。
田舎でもある布団の押し売り。
僕は利用者さんと話をすることがよくあります。
その中で犯罪に巻き込まれていないか、騙されかけていないかということを僕のこれまで培った話術を全力で使い、雑談の中で聞き出すことがあります。
そこで以前聞いた事があるのは、布団の営業に来られて、布団を見せてくれと言われたらしく、見せるとこれはもう変えないとという話に持って行かれ、男性2人に長時間に渡って布団の購入をするようにすすめられたようです。
こんな展開に持って行かれたら、一人暮らしの高齢者は買わざるを得なくなりますよね。
一度は購入してしまったものの、行政かなにか間に入ってもらったらしく事なきを得たようです。
そんな話に僕が出した意見は。
その話を利用者さんから聞いて大変腹立たしく思った僕は、こう言いました。
「今後、少しでもややこしい営業や怪しい電話がかかって来た場合は、僕にでも相談ください」
一般の方は、行政関係などに連絡することはちょっと大げさなのかなと判断してしまうところがあると思います。
皆さんでも「こんなことで110番していいのかな?」と思う事はあるんじゃないでしょうか。
公的な機関が大げさだなと思う人が僕に気軽に相談でもしてくれれば、今度はこちらが公的機関に連絡をとってもそれはありかなと思うわけです。
要は、介護タクシーをしながら、利用者さんから話を聞き出し、何かトラブルに巻き込まれていないか、巻き込まれないように注意喚起をする役目を僕は果たしているのです。
防犯だけでなく、防災にも役立つ。
僕はこういった防犯の声かけだけじゃなくて、防災のための声かけもするようにしています。
利用者さんが家から出る前には、「ガス、火の元大丈夫ですか?」と声をかけることが多いです。
この声かけでこれまで何人もの人が、「よく考えたら、確実にしたかわからない」と言われた事があり、実際に家に入られて確認をされたことがあります。
「声をかけられなかったら、病院についた頃に気づいて不安になっていたかもしれなかった」と喜んでもらえることもあります。
僕は基本的に人に喜んでもらえることが好きです。
しかし、喜んでもらいたいから声かけをするのではなく、僕の大切な利用者さんが困って欲しくない為に声かけをするようにしています。
その結果、喜んでもらえることがあるのです。
これからも僕の介護タクシーを利用してくれる人が困らないように、介護タクシーの接客を通じて防犯、防災に努めていけたらと思います。
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