涙を流して落ち込んでいた患者さんを一瞬で爆笑させた会話
こんばんは。
介護タクシーを経営しながら運転手もしているミラサポ専門家講師のバルーンパフォーマーつよっさんです。
僕の肩書きを一気に語ればこんな感じになるんでしょうね(笑)
まあ、大したことはありませんがちょっと書いてみたくなりました。
さて、年末もそうですが、年始もきちんと仕事があるのは本当にありがたいことですね。
それがバルーンの仕事だって、介護タクシーの仕事だって、ミラサポだって関係ないです。
どこかで自分が役に立っている証拠だと自分で満足しています(笑)
今日は自分でも介護タクシーが向いているなと思った瞬間と同時に嬉しかった出来事を書いていきます。
これまで何度も書いているように、介護タクシーの仕事って単に「儲かりそうだから」とか「運ぶくらいなら自分でも出来そう」などと安易な気持ちではいけないと思うのです。
やはり、自分の信念をもってきちんと利用して下さる方に対応していかないといけないわけですね。
それで、昨年の出来事なんですが嬉しかったことがあったので、お伝えしていきたいと思います。
普段元気な人こそ心が弱くなる
介護タクシーでお客さんを運んでいると、ついこの前まで元気だったのに転倒して動けなくなった人もおられます。意識ははっきりして、立ち上がる事が出来ない以外は普通の人と変わらないという状態です。
普段元気だけど、急に体を壊して動けなくなった人の中には、一時的にメンタルが弱くなるせいか涙もろくなる方がおられます。
仕方ないですよね。
不安な気持ちと情けない気持ちで一杯になるようで、僕も数年前にヘルニアを患った際、そのような気持ちになりました。
ですから、そういった人の気持ちがよくわかります。
自分の負の経験を語り、共感することで患者さんを元気づけることもできる
このブログでは負の経験を語ることがありますが、実際に介護タクシーの患者さんにも負の経験を語ることがあります。
さきほど書いたヘルニアのことなんかストレッチャーを使う人にはよく話します。
僕は数年前にヘルニアを患い、病院へ行く際に介護タクシーのストレッチャーに載せてもらったことがあります。
このストレッチャーは寝たままの状態で行けるのでとても便利なのですが、あれに乗るととても自分自身の体が悪くなったような気がして不安になります。そして、なんとも情けない気分になります。。。
僕がヘルニアを患ったのが35歳くらいだったので、「こんな若くしてこのストレッチャーに乗らなくてはいけないなんて」と悔しく思ったことがあります。
きっと、僕が運ぶ患者さんもそういった気持ちになるんだなと思うのですね。
そのことをそのまま患者さんに話をすると、とても共感してくださる人がいます。
そして、「一時的にそうなっているだけで、すぐに元気になりますよ」と僕が元気づけるととても喜ばれることがあります。
決して、自分の負の経験は自分の人生の中でお荷物な経験ではなかったということです。
さて、そんな元気づける言葉と同時に僕はジョークも交えることが多々あります。
一時的に動けずに悔し涙を出しておられた方にかけた言葉があり、「僕が寝たきりになったときに、体は動こうとしなくても、口だけはいつもと同じように動いたのが幸いでしたわ」という内容でした。
それを聞いた患者さんは笑いながら「それは私もおなじやわ!」と答えてくれました。
僕がヘルニアで動けなくなった経験がなければ、出なかった言葉かもしれないですし、それをジョークも交えながら言える僕は人を元気づけるセンスがあるのかもしれません(笑)
自分の負の経験は、悲しんでいる患者さんを元気づけることも出来るのだと思いました。
皆さんもこれまで生きてきた中で負の経験ってあるのではないでしょうか。
時と場合によっては、その経験が他人を元気づけるきっかけになるかもしれません。
そんなことを思った新年5日目の夜でした。
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