PTAが嫌だと言われている中、小学生の娘とPTAについて少し話してみた結果。

 

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先日、YahooのトップニュースなどでPTAのことに関して記事が出ていました。

退会された人がいたり、そもそも任意なんて知らなかった、廃止したほうがいいなど少しマイナスな意見が書かれていたのですが、それを見たことがきっかけで小学生の娘とPTAに関して話してみました(笑)

そんな難しいことは一切話していませんが、簡単な質問をしたんです。

 

「入っても入らなくてもいいんだけど、大人になって、自分の子どもが学校に通いだした時にPTAに入る?」と。

 

すると、返ってきた答えが、「私は入る」という内容でした。

そんな答えが返ってくるとは思わなかったので、少し驚きました。

意味がわからず答えているのかと思ったら、そうでもなかった。

娘には、PTAの内容を話してみて、「入っても入らなくてもいいんだぞ?」とわざと入らないほうに誘導しようと思ったら、入ると言いだしたものですから理由を聞いてみました。

すると簡単な答えが返ってきました。

「お父さんもお母さんも入っているやん」と。

単純すぎる。。。。

しかし、その言葉を聞いて何か嬉しかったです。

親の影響は少なくとも子どもに影響すると感じました。

PTA役員は大変なこともあるけど、それなりに楽しくもできる。

PTAの入会に嫌と言っている人は、役員になることなんて絶対に嫌だと思います。会長職なんてなおさらかもしれません(笑)

そんな嫌であろうPTA会長に僕は立候補をさせてもらい、あとひと月でその責務を終えようとしています。

4月から会長ではありましたが、同じ執行部の人たちに助けられたり、PTA会員の皆さんにもすごく協力してもらい、なんとかやってこれました。

時には、仕事の時間を変更しなければいけなくなったり、自分の時間を割いたり、どうしても都合がつかなくなったときは他の人にお願いしたりと大変なこともありました。

はっきり言って、そういった時は面倒でした(笑)この会長職さえ受けていなければ、別件の用事ができたのになんてこともあったのです。

それをいちいち口に出さないだけです。

自営業だから時間が自由にとれると思われるかもしれませんが、その自由な時間というのがとてもくせ者で、時間を調整できますがそれはすべて後からブーメランのようにのしかかってきます。。。

しかし、そういった時間の都合のつけ方などの工夫をすることにより、とても自分自身のスキルが上がったとも言えます。

ですから、PTA役員になったことは全く後悔もありませんし、楽しかったという思い出がほとんどです。

PTAは雰囲気がとても大切。

PTAを廃止しようなんて声があがるところもありますが、僕が住んでいる田舎でそんなことになると大変だと思います。

PTAが主催する事業っていうのがあるのですが、それをやめたら誰がするんだということです。

例えば、PTA主催の事業で親子クリーン作戦というものがあります。

年に2回、子どもたちと一緒に学校の草刈りやゴミ拾いをする事業です。PTA会員さんにお願いしなくなれば掃除をする人がいなくなります。

お金を払ってでもいいので業者にしてもらうことだって不可能ではないかもしれませんが、自分の子どもが通っている学校くらいきれいにしたいと思うのが親なのかなとも思えます。

そういった事業の中で他の保護者の方とのコミュニケーションだってとれるわけです。

僕はPTAの色々な事業に参加させてもらったことで、とてもコミュニケーションをはかることができ、ある意味楽しめました。

子どもたちが見ていて楽しそうだと思える親になりたい。

他の地域では、家庭の事情でPTAに加入することが大きな負担になる家庭もあるとニュースで出ていました。

PTAの組織に意味がないからという理由で廃止したほうがいいなんていう意見だってテレビでみました。

僕はPTAの組織があることに賛成です。

PTAを通じて子どもたちの実情を知ることだってできますし、学校の先生との連携だってとれるのです。

面倒だったり、嫌な面を挙げれば出てくるのでしょうが、僕は基本的に自分にとってマイナスな面であったとしても可能な限りプラスになれるように工夫をしています。

ですから、PTAの事業に参加している僕の姿を見て、子どもにも良い影響を与えているのかもしれません。

親の苦労を見せて、社会の大変さを教えるのも親の仕事かもしれませんが、自分に降りかかってくる大変なことをどのように工夫したら楽しくできるのかということを伝えるのも親の仕事ではないでしょうか。

そう思った2月最初の記事です。


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