消防団の分団長を３年経験した☆過去に受けた役で一番苦手だった

　

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つよっさん

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僕は平成１４年の春に消防団に入団しました。いや１５年だったかな？

まあ、その辺です（笑）

今年で１３年か１４年目を迎えるのですが、今思えばゆっくりできた消防団ではなかったかなと思います。

入団して出だしからハードな出動だった。

僕が入団して半年も経たないうちに、夜中の火事がありました。眠たい目をこすりながら、火事の現場に出動したのですが、その一週間後くらいでしょうか、また同じ地域で火事があったのです。それが朝４時か５時くらい。

消防団ってなんて大変なんだろうと思っていると、それからすぐに同じ地域で火事があったんです。

原因は放火だったようなのですが、入団してすぐにそういうこともあったこともあり、出動するだけで何も出来ることがありませんでした。

入団して一年後、操法大会の選手として３番員になる。

入団して数ヶ月で火事の現場に出動し、その翌年に操法大会の選手として選ばれました。

僕が住む柴山地区は柴山分団というくくりになっており、その操法大会では３位入賞することができました。

なんか、練習はものすごく大変でしたが、終わった後は甲子園が終わったような気分になり、そして寂しさも出たような気がします。

選手として出場出来て良かったなと思えた大会でした。

消防団に入団して６年目で部長になる。

僕は消防団に入団して、６年目で部長になりました。それも班長もせずに部長になったものですから、ものすごく大変でした。

他の部長たちは、よく内容を把握しているのに自分だけ遅れをとっていたというのも現実にありました。

部長をして３年目にさらなる試練が待ち受けていたのです。

消防団に入団して９年目で分団長になる。

部長をして３年目でした。突然、前の分団長が退団することになりました。

そして、誰が分団長をすることになるのかで会議をしたのですが、こちらの地域から出ていた方が分団長だったので僕がするほうがいいのではないかという話し合いになったのです。

僕もある程度の覚悟はしていましたが、正直なところ、消防団活動にそこまで熱心ではなかった僕に分団長という役は大きすぎました。しかし、誰かがしないといけないと思い、その会議で分団長をすることになったのです。

全く知識と技術がなく、そして統率力がない分団長。

今となれば、他の団員さんに申し訳ないくらいの分団長でした。

当時の僕は部長という立場でしたが、本当に知識と技術がない部長で、統率力もありませんでした。

その状態でさらに上部の分団長となったわけですので、上手くいくはずがありません。

分団長に就任して最初の年に操法大会がありました。

この年に消防団活動が相当なストレスとなり、胃を壊してしまうことになったのです。

どうしても胃が痛く、胃カメラ検査をするくらいの状態でした。

検査の結果は炎症が起きている程度でしたが、消防団活動をするのが嫌になってしまうくらいの精神状態になっていたのです。

なんとかしないといけないと思い、消防学校へ入校。

かなり辛い状態だった時に、消防学校入校の案内が来ました。

本気で消防活動に悩んでいた僕は迷わず申込をして、消防学校に入校したのです。

本当は消防活動から逃げたい気持ちでしたが、逃げるより進んで行こうという気持ちで望みました。

そして、短い時間でしたがそこで知識と技術を学んできました。

香美町の香住支団の中では初だったようで、当時の団員では僕ともう一人本部分団から入校しました。

その方がとても良いかただったので僕も頑張れたと思います。

分団長の任期を終えたが、申し訳ない気持ちしか残っていない。

僕は３年間の分団長をして、この春に任期を終えたのですが、振り返ってみれば全くと言っていい程に統率力がなく、何もできなかったなという気持ちでいっぱいです。

これまで様々な役職についてきましたが、消防の分団長が圧倒的に何も出来なかったです。

今となっては後悔しかないわけですが、これからは一団員として消防団活動をしていきたいと思います。

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